テレワークになったものだから、
適当に音楽を流しながら仕事をしているのだけれども、
AmazonMusicで不意に流れて、
「これは」と思う曲と出会った。
アーティスト「映秀。」氏の楽曲『東京散歩』
読み方は「えいしゅう」
気になって調べてみると、
まだ18歳の大学生とのこと、
あいみょんの『生きていたんだよな』でも感じたけれど、
近頃の若者は感性が鋭いのだろうか。
情報過多により、
子供が子供のままではいられなくなってしまった時代、
二十歳もそこそこで、
人生を悟ってしまったかのような詩を書く。
すごい時代になったものだ。
若者特有のまっすぐな目で、
真摯に「命」を見つめている。
それでいて、どこか世界を俯瞰している。
昔からそういう超感覚の人はいて、
宗教家やら哲学者、
場合によっては救世主みたいになっていたのだろう。
それには「運」や「縁」が必要で、
何かの拍子に世に出ることになる。
だから、誰にも知られることなく、
埋れていった才能は数知れないのかもしれない。
今は「自由に情報を取得できる」のみならず、
「自由に情報を発信できる」時代だ。
だからこそ、
若くして尖ったアーティストが世に出てくるのだろう。
私はツンツンしている人が好きだ。
必死に生きている感じがして応援したくなる。
「英秀。」氏を見守りたい。
こちらの曲もよかった。
『残響』