「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

2020年を振り返って

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当たり前だったことが、

当たり前ではなくなった1年だ。


だけれども「人間の本質」は変わらない。


研究結果として出ているみたいだけれども、

「孤独」というものは大きな健康リスクらしい。


言葉を交わす。

体が触れ合う。

 

命を躍動させていたものが、

鳴りを潜めてしまった。


その結果としてメンタルを崩す人や、

有名人が命を絶つような報道は増えた。

 

これは人類に対する試練なのかな。

「孤独」を飼いならすことができない個体は、

自然淘汰されてしまうのかな。

 

そうやって人類は「一人でも生きていける」という、

進化に向かっているのかもしれない。


ふと、そんなことを考える。


世界はどんどん合理化されていく。

人類は道徳と合理性を天秤にかけて、

それに対して、

どのように折り合いをつけていくのだろうか。

 

私にとっての2020年、

 

率直な感想としては、

バラエティに富んだ面白い1年だった。

 

アクティブに過ごした2月まで、

複数の女性とのデートに臨んだ。

3月からはこれまでにないほどの自粛に傾いた。

 

悶々としながら過ごした夏、

そんな中でも神宮球場に足を運べたことはいい思い出だ。

スワローズは今年も散々な結果だったけれども、

補強を見る様子では来年は期待できそうだ。

 

10月にはデートを重ねた女性がいた。

自身の不誠実さに葛藤しながらも、

少しずつ心を寄せていたところで、

向こうから手を離された。

 

結局、婚活は進展することもなく、

今年を終えることになりそうだけれども、

「諦め」なのだろうか。

あまり心にざわつきはない。

 

私のブログ、

 

最近は論文調のエッセーのようになっている。

意図したものではないが、

「私のこと」を書くことが少なくなった。

 

「私のこと」ばかりを書いていた2019年から、

「私のこと」を書かなくなった2020年、

興味が外に向いた1年だったのかもしれない。

 

「いつも楽しそうにしている」

 

そういえば、

今年の目標には「爽やか」でいることを掲げていたな。

ブログ内容は「爽やか」とは程遠いけれども、

表向きは少しは「爽やか」というよりは、

あまりコミュニティにコミットせず、

割り切った1年だったように思う。

 

来年はどのような年になるのか。

 

今のところ目標として思いつくことは、

「正義を振りかざして相手を威圧しない」

というものだろうか。

 

私は「正義」という名の快楽に溺れる傾向がある。

自分の中にその「浅ましさ」を感じた1年だった。

 

今年もあと2日、

関わったすべての人への感謝を抱きつつ、

残りの時間を噛み締めて過ごしたい。