「暇さえあれば本を読んでいる友人」の話は、
前に記事にしたように思う。
今の私は「暇さえあればゲームばかりしている」
そんな調子だ。
何もゲームを否定するわけではないし、
「そういう時期は必要」だと思う。
「デフォルトモードネットワーク」
「スキマ時間」は人の思考を絡めとるのだ。
だから「何も考えない時間」を作る。
何も考えずに作業に没頭できる。
その意味で「ゲーム」はとても有効な手段だと思う。
おまけにゲームの世界では努力は概ね報われるから、
「先に進んでいる感覚」
そういうものまでもたらしてくれる。
だから「リアル」に好影響を与えている限りは、
「ゲーム」はとても素晴らしい娯楽だ。
だけれども熱中しすぎると、
「リアル」と「バーチャル」が逆転しだす。
イベントのために睡眠時間を削りだしたり、
人との約束に支障をきたすようになるとアウトだ。
近頃の私はその領域に踏み込みつつある。
もともとは「コロナ禍」でテレワークが始まり、
さらに外出は自粛、
昨年の第一波に始めたもの、
時間を埋めるために、
友人に勧められたゲームを始めたのがきっかけだった。
もともと「ゲーマー」で「凝り性」の私、
課金こそしないものの運営会社の策略にまんまとハマっているのだろう。
「リアル」が進まない分、
「ゲーム」にそれを求めるのだ。
「長い自粛期間」だ。
「ゲーム」に救われた部分は確かにある。
だけれども、
「リアル」を取り戻してからも、
「ゲーム」を手放すことができないのだ。
やるべきことはやっていると思う。
だけれども、
そろそろ「この時間を別のことに充てたほうがいいな」
そう思うことが増えた。
さてどうしたものか。
ここ半年くらい積み上げてきたゲームデータ、
人は時間をかけるほどに愛着が湧くものだから、
手放し難くなっている。
なんとも困ったものだ。
私は何をしたいのだろう。
その方向性を見つけるまでは、
もう少しゲームに身を委ねてもいいのかな。