久々の野球記事です。
コロナ禍ではありますが、
例年通り各球団キャンプインしました。
予定通りに開幕できるのかはわかりませんが、
チームはそれを信じて本格的にスタートを切ります。
このオフでスワローズは、
大きく血の入れ替えを行いました。
上田剛史をはじめとする、
多くの有名選手を戦力外として、
ドラフトでは育成を含む10名を指名、
さらに3人のメジャーリーガーと、
パ・リーグを戦力外となった若手投手や内川を獲得、
ここまで動いたオフは珍しいくらいです。
だからこそダークホースとして、
ファンの期待は高まります。
まずは課題の投手陣、
昨年のゴールデンルーキー「奥川」が順調なようです。
早くからブルペンに入り、
特別メニューでの調整、
フェニックスリーグでも圧巻の投球を見せました。
既に下では十分な実績を残しているので、
あとはシーズン通して投げ切れるかどうかです。
今年は飛躍の年として欲しいです。
そして元AKB「ともちん」と結婚して話題となった「高橋奎二」
昨年は1試合だけですが圧巻の投球を見せました。
155km左腕とスペックはずば抜けています。
課題は打者2巡目以降の工夫と、
四球を出してからのリカバリー、
ある程度コントロールはアバウトでも仕方がありません。
とにかく自滅しないことを目指すシーズンでしょうか。
大きな転機として欲しいです。
そして昨年は初先発で結果を残した「金久保」
ケガで時間がかかりましたが、
ドラフト時から好素材と言われていました。
勝負の4年目となります。
ストレートの質が良く、
良い意味でまとまった投手です。
今年はこの金久保が出てくるのではないかと期待しています。
続いて野手陣、
青木、山田、村上とリーグ屈指の主軸を誇るスワローズ、
昨年は山田の不調と共に、
その脇を固められなかったことが課題でした。
ファン期待の筆頭となるのがやはり「塩見」です。
2軍の帝王と呼ばれて、
ファームでは文句なしの成績を収めるも1軍で開花せず、
そんな状況でしたが昨年は1軍でも結果を残しました。
しかしケガで43試合の出場どまり、
センターの守備もいいですし、
打撃は確実性を増しました。
塩見が試合に出続けることができれば大きいです。
「ケガさえなければ一流選手」
その汚名を返上するシーズンとして欲しいです。
そしてルーキーながら名前を挙げたいのは「元山」です。
大学NO1ショートとして名を轟かせ、
「目標は世界一のショートストップ」とぶち上げる実力派です。
球団も宮本慎也の背番号「6」を与えるという大きな期待をかけています。
打撃は時間がかかるかもしれませんが、
守備で頭角を現しレギュラー定着となれば、
まさに「宮本ルート」です。
「ショートを固められなかった」というのは昨年の大きな課題、
その座を勝ち取って欲しいです。
そしてソフトバンクから加入の「内川」
昨年1軍での出場はないものの、
2軍では結果を残していました。
出場機会を求めての移籍です。
村上をファーストに固定する方針みたいですので、
始めはバックアップに回るかもしれませんが、
シーズン通してどうなるかわかりませんからね。
実績はレジェンドクラスです。
その気迫がチームにもたらす効果は少なくないはずです。
バシバシ周りの尻を叩いてチームの雰囲気を変えて欲しいです。
投手と野手で3選手ずつ上げましたが、
その橋渡しを行う「扇の要」である捕手、
昨年ケガで悔しい思いをした「中村」や「嶋」
彼らにとっては勝負の年となります。
昨年出場機会を増やした「西田」を筆頭に、
「松本」「古賀」も虎視眈々とレギュラーの座を狙っています。
ドラフト3位のルーキー「内山」はスラッガータイプ、
捕手としては時間がかかっても、
「打てる捕手」となれば徐々に出場機会は増えるでしょう。
スラッガーとしてそれだけのポテンシャルはあります。
投手レベルを上げるためには、
捕手のレベルを上げることが不可欠、
スワローズは「捕手力の低さ」を指摘されることが少なくありません。
今年は「横一線」との思いで、
高レベルな「正捕手争い」を期待します。
投手、野手、
そして野手の中でも特に捕手、
チーム力を底上げしないといけません。
オフはFA取得選手に対しての大盤振る舞いに加えて、
近年稀にみるほどの補強をしました。
2年連続の最下位と低迷したところから、
大きな飛躍の一年としたいですね。