「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「人生」は何が起こるかわからない

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「世界」が輝いて見えるならば、

それはあなたの「心」が晴れやかだから、


「世界」が薄暗く見えるならば、

それはあなたの「心」が曇っているから、


嫌なことはある。

毎日、毎日やってくる。


それに一喜一憂していたら、

まるで誰かの「奴隷」みたいだ。


「何かに従っていれば楽」

「何も考えたくない」


そうやって「心」に蓋をしてしまったら、

あなたの「世界」は暗闇に包まれてしまう。


「外の様子」が気になって仕方がないくせに、

言い訳ばかりを盾にして、

差し込む光の眩しさに怯えてばかりで、

終いには耳までふさいでうずくまっている。


だから見えないんだよ。


働いていたって、

友達といたって、

恋人といたって、


「世界」が暗闇に包まれているから、

「隣にいる人」の顔も見えない。


「心」をどこかに置き忘れてしまったのかな。


辺りを手探りしてみても、

真っ暗で何もわからない。

 

見えていると思っているけれども、

本当に見えているのかな?


隣にいる人も、

鏡に映る自分の顔も、

空も大地も雨も雲も、


自分が存在しているはずの、

この「世界」のことを本当に見えているのかな?


「心」を動かしてもいないのに、

ちゃんと「世界」を見ているような気になって、


「心」は一歩も動いていないのに、

身振り手振りだけは「感動」を表して、

「ふり」ばかりが上手になっていく。


「世界」が色あせて見えるならば、

もう何年も薄暗く見えるならば、

みっともなくてもいいからさ。


なりふり構わずに、

「心からの感動」を掴み取りに出かけたらどうだろうか。


「遠くに行けばいい」というわけではない。


「心」の上に乗っかっている、

大した重さもないその蓋を、

少し横にずらしてやるだけでいい。


始めは差し込む光の眩しさに、

目がくらんでしまうだろうけれど、

徐々に目を慣らしていけば気が付くはず、


「世界はこんなにも輝いている」


そこからがスタートなんだ。

何度だってスタートを切りなおす。


スタート地点は、

いつだって自分が決めるもの、


「バン!」


ほらまた、

スタートを告げる銃声が鳴り響く。


そう思ったけれど、

銃口はこちらを向いていた。


どうやら、

心臓は貫かれてしまったようだ。


「ポジティブ」なだけでは、

生きてはいけないのだ。

どこで誰が狙っているのかわからない。


銃口の向きには気をつけろ!


by 「本能寺の変