「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「精神的ゆとり」がないと約束も守れない

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悪意もないのに、

「約束を破ろう」と思って破る人はいないだろう。


そんな人はただのサイコパスだ。

近づかないことをお勧めする。


「ゆとり」がないから、

「やむなく」人は約束を破るのだ。


だから相手の背景を理解することに努める。


「不快」な思いをしたときに、

まずはそこから取り組むべきだ。


「自分には見えていない事情があるのだろう」


そういう仮定を立てたうえで、

一度気持ちを落ち着かせてみる。


「ゆとり」のない相手に対して、

こちらまで「ゆとり」をなくしたら、

事態は収拾つかなくなる。


何度も何度も同じことで「約束を破られる」


そうすると、

今度は相手の精神的気質に問題があるのかもしれない。


それが自分にとって「度し難いもの」であれば、

今後を考えないといけないし、

「我慢できるもの」であれば話し合う。


自分には当たり前のようにできても、

それをできない人もいるのだ。


逆もまた然り、

私にはとてもできないことを、

相手は得意かもしれない。


だから「精神的ゆとり」を持つこと、


「約束を破らないため」に、

そして「約束を破られたとき」に、

そのことを忘れずにいたい。


私は「合理性」という名の「正義」が、

私にあると結論するや否や、

その「正義」を振りかざして相手を威圧する。


そういう傾向にあるようだ。


得に「不誠実」な相手に対しては、

格好の餌食とばかりに「正義」を振り下ろす。


それは私が「自分の価値」を信じられていないことの証明、


相手の「不誠実さ」に引きずり出される、

私の「醜い本性」なのだ。


ONE PIECE』でのワンシーン、


海の皇帝の一人と呼ばれるシャンクス率いる赤髪海賊団が、

明らかに格下の山賊たちに酒をぶっかけられても、

へらへら笑ってやり過ごしていた。


それを見た子供のルフィは、

「なんでやり返さないんだよ。弱虫」と、

シャンクスたちをなじる。


だけれども山賊たちの横暴にルフィが突っかかり、

殺されそうになるや否や、

颯爽と現れて山賊たちを凝らしめる。


なじられたときにルフィに語った、

「酒をかけられたくらいで怒るほどのことじゃない」

その言葉が重みをもつシーンだ。


これが「精神的なゆとり」ってやつなのかな。


「自分の価値を誰かに委ねない」


だから馬鹿にされたところで、

何も傷つかないから怒りも湧いてこない。


相手の「不誠実さ」に怒りを起こしているようでは、

まだまだ甘いのだ。


損をしないように対処はしても、

それと「怒り」は別物、


ひと手間かけさせられたところで、

底にも新たな発見があるかもしれないのだ。

無駄なことはない。


大した被害もないことに対して、

いちいち感情を逆立てて、

イライラしている時間がもったいない。


おそらくかかる「ひと手間」よりも、

イライラしている時間のほうが長いことがほとんどだ。


「精神的なゆとり」


イライラさせられた時ほど、

「自分の」そして「相手の」それを意識したほうが良いのかもしれない。


悪意を持って「約束を破る」

そんな「ド変態」に会うことはほとんどないはずだから、

きっと何か理由があるはずなのだ。

 

そう思うことができれば、

少しばかり相手のことを受け入れることができるのかもしれない。