「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「良いストレス」と「悪いストレス」

f:id:tureture30:20210530082633j:image

 

「何かが良い方向に変わるかもしれない」という予感、

そういうものを孕んだストレスはきっと「良いストレス」なのだろう。

 

逆に「あることが憂鬱で仕方がない」

さらに「それが良い未来につながる予感は微塵もない」

そういうものは「悪いストレス」と言えるだろうか。


人は生きているだけでストレスを感じる。

「喜ばしいイベント」であっても変化を伴うとストレスは生じるのだ。


ここ最近感じること、

適度な「ストレス」は生活に必要だということ、

それがないと「停滞感」が強くなりすぎて「生きる目的」を見失ってしまう。


もちろん「ストレス」が全くないわけではないけれど、

私は生活を合理化しすぎて「変化」を感じることが少なくなっていた。


言わば「挑戦的ストレス」とでもいうべきだろうか。

「変化」の中に飛び込んでいく。


それだけで脳のどこかしらの器官が活性化されて、

ドーパミンだかが分泌されるのだろう。


色んなことをめんどくさく感じていたものだから、

「自粛」を言い訳にして行動を起こさずにいた。


ライフステージの変わってしまった友人とはどんどん疎遠になるし、

連絡を取っていた女性は消えてしまった。


始めこそ、オンライン飲み会だなんて楽しんでいたけれど、

最近はめっきりとそういうこともしていない。


もちろんすべてが「コロナ禍」によるものではないけれど、

たかが1年余りで、私の交友関係は大きく変わったように思う。


何かを進めていかないといけないな。

少しは「ストレス」に身を晒してさ。

何かワクワクすることを日常に取り入れていかなくてはならない。


思えば消費は極端に減った。

全然お金を使っていないのだ。


その分を積み立てに回して老後の安定を図る私、

もはや私は「老後のため」に生きているのだろうか。


「消費」は自己肯定感を高めるらしい。

「消費」をしていないから悶々としているのだろうか。


何かにお金を使おう。


さして思い当たるものはないのだけれども、

何か生活が変わるようなものを買おうか。


何かいいものはあるだろうか。

 

「未来へとつながる予感」

人はそれを渇望しながら生きているのかな。

 

「これを乗り越えたら先に進める」

「この先には歓喜が待っている」

 

ラグビーの日本代表が自らを鼓舞するために歌っていた『カントリーロード』の替え歌「ビクトリーロード」というもの、

 

あれが好例だ。

 

苦しみの先には爆発的な喜びが待っている。

そう自分に言い聞かせて、彼らは素晴らしい成果を挙げた。

 

人生って、結局はその繰り返しなのかな。

うまくいってもいかなくても何度も自分を鼓舞して、苦しみに耐え抜いていく。

 

時折手にする歓喜に「生きがい」見出して、

それを燃料として先へと進んでいく。

その繰り返しなのかな。

 

人は「ストレス」に「生きがい」を見出す。

 

だから、それを「燃料」に変えられるかどうか。

それが大きく人生を左右するのかもしれない。

 

燃費良く生きていかないと、どこかで歩みは強制的に止まってしまう。

 

私の場合はいつも成果を目の前にして「燃料切れ」

そういうことばかりだ。

 

いざという時のための予備燃料、

そういうものを隠し持っておく必要があるのかな。

 

「強く生きる動機」

 

根っこにそれがないと、最後の一歩を踏み出すことはできない。

 

燃料配分をちゃんとしていたつもりでも、「最後の一歩」に必要な燃料は、それまでの一歩とは比べものにならないくらい多いのだ。

 

ゴールテープの直前には大きな段差がある。

そのことは心得ておかなければならない。