「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「答えのないことに答えを出す」ことが苦手

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自分の頭で考えて、自分の行く末は自分で決める。

私はそういう気持ちが強すぎるのかもしれない。


だから「決められない」のだ。


これでもかというくらいに頭を悩ませたところで結論は出てこない。

そういうことはたくさんあるのだ。

 

これまでの恋愛にしたって、そうこうしているうちに相手に愛想を尽かされる。

そういうことが多かった。


合理的に判断できるようなことや、

どっちでも大差ないような些末な意思決定は果断だけれども、

大きな事となると、そして人の気持ちが絡むこととなると、途端に決められなくなる。


「答えのないことに答えを出す」

私はそういうことが苦手なのだ。


そうなってくるとさ。

もはやコインの裏表でも何でもいいからさ。

とにかく決断した後で「何をするべきなのか」と、

頭を悩ませた方がいいんじゃないのかな。


「やるべきことを見つけてきて淡々とそれをやり続ける。

ひと段落したら、またやるべきことを見つけてきて淡々と…」


そういう能力に関して言えば、私は結構すごいと自負している。


私には思いっきり背中を押してくれるような、

そんなパートナーが必要なのかな。


「なんでもいい」って、

「もうこっちでいいじゃん」って、

「どっちだって大して変わらないよ」って、


おそらくどういう選択したところで、

それなりにうまくやっていくのが私なのだ。


だけれども、無駄に難しいことを考えて頭を悩ませて消耗していく。

そうやって自分からストレスの中に飛び込んで行き疲弊していく。

まったくもって無駄でしかない。


先日は夜中に目が覚めて不安の発作が起こる。

久々にそういう状態になった。


ふと湧いてくる不安のカケラを寄せ集めて、

やりとりのディティールを思い出しては、それを悪いようにつなげて「大きな不安」を形作る。

そうやって偏桃体は活性化され、交感神経優位になり眠れないのがお決まりのパターンだ。


何とかなだめて眠りにつき翌朝を迎えると、

眠りは浅く疲労感は残るものの、

多くの場合、不安は通り過ぎているのだ。


「そういうもの」

「夜の魔力」の仕業なのだろうか。


それはわからないけれど、

私にはコントロールできないことなので仕方がない。


コントロールできないことまでコントロールしようとして、

確定しない先のことにまで思いを馳せて、

有りもしないかもしれない未来に不安を感じながら生きる。


それでは先に進めるはずがない。


とりあえず飛び込んでみればいいんじゃないかな。

ダメだったところで仕方がない。


世の中のほとんどのことはそういうものなのだ。

 

一度メンタルをやってしまったから、

私は私に対して過保護になりすぎているのかもしれない。