「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

自由な人

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何物にも縛られない。

困難に直面してもそれを「成長の糧」として楽しめる。


そんな人が「自由」と言えるのだろうか。


人は「楽しむため」にこの世に生まれてきた。

そのはずなのに、人生は苦しいことばかり、


環境に引っ張られて、

現状に不満ばかりを募らせて、

そのくせ一歩を踏み出す勇気すらない。


いつまで経っても「辛い」「苦しい」「思い通りにならない」

そんな愚痴を心の中に溜め込んで、

いつだって軽く絶望しながら生きている。

 

そうこうしている間に「持ち時間」はどんどん減っていく。

今日一日だって、貴重な「待ち時間」

 

あまりにも長すぎるように感じても、

「死」を身近に感じたときに気がつく。


時は限られているのだ。

時は待ってはくれないのだ。

 

そんな当たり前のこと、

あまりにも簡単に忘れて生きている。


自分を「自由な人」にしてあげられるのか。

それとも鎖につなぎとめてしまうのか。


それは自分の心ひとつ、


目の前には「無限の可能性」が広がっているのに、

二重にマスクをして、サングラスまでして、

おまけに飛沫防止のついたてまで立てて、


「今は自粛だから」だなんて、

「臆病」の言い訳づくりに躍起になってさ。


おかしくて惨めで笑えてくる。


難しいことばかり考えていないでさ。

飛び込んでみたらいいんじゃないの?


きっと何とかなるし、

それだけの経験は積んできたんでしょ。


自嘲する割には自信があるくせにさ。

傷つくことが怖いからって「予防線」ばかり張り巡らせて、

自分で張った「予防線」で身動き取れなくなっていたら世話はない。


ダメだったらダメだったでさ。

別に死ぬわけではないんだから何とかなるでしょ。


「損をしたくない」だとかって、

そんなことばかりに囚われてさ。

「楽しみ」を見逃しているんじゃないのかな。


私はここしばらく、

「心を自由にしたい」と思って生きてきた。


そのためには、

「先のこと」ばかりに不安を感じないで、

「過去」にばかり引きずられないで、

「今」の気持ちを大事にしなければいけないはずなのに、

ビクビクと見えない何かに怯えながら、

自分の心を縛り付けてきた。

 

体は前ほどうまく動かないし、

いつまた自律神経がバカになるかわからない。

 

だけれども、そんな自分に全く満足をしていない。

このままで終わって良いとは思わない。


不安はたくさんあったとしても「楽しそう」と思える方向へ、

どんどん進んでいけばいい。


「主体的であること」

それが人生を楽しむための秘訣なのだ。

 

いつでもどこでも「主体的な人」

そういう人が「自由な人」なのかな。

 

私はそうありたい。