先日のAmazonプライムデーで安くなっていたものだから、気になっていた「骨伝導イヤホン」を買ってみた。
9999円するものが6999円と3000円引きだった。
割引率で言えばなかなかのものだ。
メーカーはこの分野では有名らしい「AfterShokz」
最新モデルにするか悩んだが倍くらいの値段なので断念、
大きく遜色なさそうなので2世代くらい前のものを購入した。
使ってみた感想としては、
運動用に使うならば十分だと感じた。
ランニングやウォーキング中は環境音を意識して、自然の中で運動をしている感覚は大事、
むしろ私はそのために外で運動をしている節がある。
だからBGM程度で音楽を流しながら運動を楽しむという用途としては優れている。
しかし通勤などの普段使い用としてはいかがかと思った。
特に通勤は私にとって「気乗りしないルーチン」だ。
だからなるべく周囲と自分を切り分けて時間をやり過ごしたい。
そう考えると環境音を遮断して目を閉じて音楽に没頭できる方が良いと感じた。
乗り過ごしを防ぐために通勤時も環境音を意識したいという人ならば、普段使いでもいいだろうけれど、私には向かない。
結論としては「用途を分けて使うのであればアリ」というところだろうか。
運動用に「骨伝導」
通勤用は「密閉型」
私のスタイルはこうなりそうだ。
私は若い女性の下品な笑い声が苦手だ。
仲間内で話して歩いている時に、自分をアピールするかのようなわざとらしい大袈裟な笑い声、
「居場所」を守るために必死なのだ。
決まって周りに意識を向けることなく、道を塞いで邪魔をしている。
あれがイライラして仕方がない。
「若い女性」と限定している時点で、私のコンプレックスが浮き彫りとなる。
自然と男や年上のお姉さまのものは邪魔には感じてもそこまでイライラしないのだ。
おそらく私は「若い女性」を求めているくせに、受け入れてもらえないからといって、それに対する嫌悪を募らせているのだろう。
なんとも浅ましいものだ。
だけれども、トラウマに近いものだから仕方がない。
自制心を保って飼い慣らしていくしかない。
世界には「耳にする必要のない音」が多いのかもしれない。
耳をふさがずに音楽を聴いてみてそう感じた。