「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「停滞感」と「焦燥感」

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先に進んでいる気が全くしない。

そんな「停滞感」

そういう状態があまりにも長引くと生じる「焦燥感」

 

停滞していたとしても、本人が意に介さなければ、

「焦燥感」が生まれることはない。

 

詰まるところ気持ち次第なのだ。

 

私は長いこと「停滞感」を感じてきた。

そしてそれが「焦燥感」に変わってからもさらに長い時を過ごした。

だから、現状を変えようとしていろんな試みを行ってきた。

 

婚活にいそしんだり、

ランニングをしてみたり、

ガチな筋トレをしていた時期もあった。

 

それでも状況は変わらないものだから、

環境を大きく変えたいと思い、転職までした。

 

ガラリと環境は変わり、

コロナ禍の社会情勢と相まって、

大変なことばかりだ。

これにより一時的に「停滞感」は払しょくされたのかもしれない。

 

それでもどこかに残り続ける「焦燥感」

やはり「私の心ひとつ」なのだ。

 

今は生活に慣れることで精一杯、

生活の最適化を模索している状況、

どちらかと言えば「落ち着かせる方向」への行動変異、

そういうものに時間を割いている。

 

生活の隙間は格段に減って、

落ち着かない日々を送っている。

 

随分と変わってしまったものだ。

 

私も世界も環境も、

随分と変わってしまった。

それでも「焦燥感」は拭えない。

 

私は何に焦っていて、

何を求めているのだろうか。

 

「本質的な気づき」から、

どこか自分を納得させるようなロジックを組み立てて、

それを基準として「生き方」を変える必要があるのかもしれない。

 

とりあえず今は課題山積、

落ち着かせることに注力しよう。

 

人との距離は広がって、

心と心は干渉することを避けて、

「パーソナリティ」は肥大化する一方だ。

 

多分に漏れず私もきっと、

その「パーソナリティ」を持て余しているのだろう。

 

「自分のやり方」

 

私は私として生きる時間が長くなるほどに、

「私であること」にこだわるようになるのだ。

 

その垣根を取っ払うことが、

「本質」へと近付くための必要条件なのだろうか。

 

そうだとするならば、

あまりにもハードルは高い。

 

一度価値観をぶっ壊して、

いろんなものを手放して、

必要だと思うものだけを掴んでここまで来た。

 

それをゼロからもう一度点検しなおさないといけないのか。

 

逆に今がチャンスなのかもしれない。

転機を迎えた今だからこそできることなのかもしれない。

 

身一つで飛び込んだ新たな舞台、

そこで私はまた新たに色々なものを積み上げていくのかな。

その過程で手放す必要のあるものも出てくる。

 

トレードオフにならざるを得ないものは、

意外と世の中にはたくさん転がっているのだ。

 

私は私に必要なものを、

しっかりと両手に掴み取っていけばいい。

 

どこで終わるかもわからない人生、

一日一日を悔いなく生きたい。