「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

読みたい本が溜まっていく

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心が落ち着かないからだろうか。

色々なものに手を出しては積み上がっていく本、

 

習慣としての読書時間は変わらないけれど、

「積極的読書」とでもいうべきだろうか。

本をめくる手が止まらないような経験はしばらくしていない。

 

今年は月に4〜5冊のペース、

そう考えると来年と変わらないくらいの本は読んでいる。

 

だけれども、本は溜まっていく。

私は身近ではない自分の場所から遠い、

そんな外の世界に何かを求めているのだろう。

 

インプットの量は変わらないけれど、

「インプットしたい量」は増えている。

 

おそらくそういうこと、

 

心は「変容」を求めている。

今の私のままでは太刀打ちできない課題を突きつけられて、

「変わりたい」と願っているのだ。

 

思えばブログを書き始めてからの私はずっとそうだった。

 

主に女性関係で苦しんで、

「変わりたい」と思って書き続けてきた。

 

20人近くとの女性たちと出合いを重ねて、

誰とも結ばれることなく時は流れていく。

 

縁あって企業とはすぐに結ばれて、

転職という選択をした。

 

この3年余り、

ブログに記録してきた日常は、

客観的に見れば面白いものだったのかもしれない。

 

今の私は心に余裕がないのだろう。

少し焦っているのだろう。

 

「どんどん高くもっと高く」

 

前の職場では女性関係でたくさん不誠実な目にあって、

婚活を始めてもうまく行かなくて、

その代替措置として「先に進んでいる実感」を得るために、

「転職」というカードを切ったのかもしれない。

 

人は「生きている実感」なしでは生きては行けないのだ。

 

少々、刺激を求めすぎていたのかな。

ヒリヒリとした日常を過ごしている。

だけれども、不思議と体の調子は悪くないのだ。

 

私の無意識は「停滞感」を恐れていたのかもしれない。

 

今はとりあえず目の前に大きな課題がある。

一日一日を必死で積み上げていくしかない。

 

そんな状況だからこそ、

「大変だ」と口にはしながらも、

心は躍動しているのかもしれない。

 

「積み上がる本」

なんとも象徴的だ。

 

私はこれまでよりも多くのものを、

手に入れたいと願っているのだ。

 

そう感じることができるだけでも、

私は「幸せ」なのかもしれない。

 

私の人生は「変化の時」を迎えている。

 

大変なことばかりだけれども、

私はこれを望んでいたのだ。

 

もう少し歯を食いしばって先に進んでみたら、

きっと少しばかり拓けたところに辿り着き、

そこから眺める景色は今までとは違ったものになるのだろう。

 

それくらいの時にまた、

のんびりと読みたい本を少しペースを上げて読み進めていけば良い。