阪神4-6ヤクルト
展開はシーソーゲーム、
両者ここぞで点の取れない展開が続きました。
スワローズもタイガースもリリーフを総動員です。
1勝1敗で迎えた3戦目、
この1戦を取ったほうがカード勝ち越しとなるゲーム、
スワローズにすれば前日の敗戦から流れを引き渡したくない1戦、
タイガースからすればもう1つも落とすわけにはいかない1戦、
ヒリヒリとした展開が続きました。
先制したのはスワローズ、
オスナのタイムリーと青木の1発で効率よく得点を重ねました。
しかしタイガースは調子のイマイチな石川を攻め立てて、
村上のエラーも絡み4回には一挙4点、
ゲームをひっくり返します。
ここで終わらないのが今年のスワローズですね!
そこから鉄壁の阪神リリーフ陣を攻め立てて逆転!
最後は今野、清水、マクガフとつなぎゲームセット、
両軍合わせて25安打の乱打戦でしたが、
ともに決め手を欠く展開が続きました。
村上にとっては苦しいゲーム、
タイムリーエラーに2つのデッドボール、
さらにはチャンスで全く打てずと踏んだり蹴ったり、
それでもチーム一丸となって大事なゲームを取れるところが、今年の強さでもあります。
これで天王山となる3連戦を2勝1敗で切り抜けました。
巨人とのカードを合わせると5勝1敗とほぼ完ぺきな展開、
欲を言えば前日の試合も取れたゲームなので惜しい気持ちもありますが、
巨人の3戦目は逆に負け試合を取っていますからね。
その辺りは巡り合わせ、
マジックを9に減らしてのフィニッシュ、
「素晴らしい」の一言です。
この3連戦を通してのMVPとなると田口でしょうか。
3試合ともピンチの場面でリリーフ登板、
見事にシャットアウトしました。
特に初戦の満塁の場面は痺れました。
巨人からトレードでの移籍1年目、
すぐさまチームに溶け込むとファンサービス抜群でチームのムードメーカー!
本当にスワローズに来てくれて良かったです。
全体的には崩れかかっていたリリーフ陣が踏ん張ってくれました。
懸念すべきはこの2戦は打線が少し決定機に打てないのと村上の調子が心配です。
中軸に陰りが見えていましたが、この日は山田とオスナにタイムリーが出ました。
初戦は3安打しているので大丈夫だと思いますが、
村上にとっては少し引きずるようなゲームでしたからね。
だからこそ勝ててよかった。
次からはまた元気な村上の姿を見せてほしいです。
さて、順当にいけば優勝は21日、22日の神宮、
カープ戦あたりでしょうか。
まだまだ油断はできませんね。
残りの14試合も1戦必勝で乗り切ってほしいです。
今日は運命のドラフト!
いい状態で迎えることができました。
大成功のドラフトを経て、
今年は日本一で締めくくりたいですね!