ヤクルト2-0オリックス
高橋奎二がやってくれました!
シーズン通してまだ経験のなかった完投を通り越しての完封勝利!
CSの奥川に続いて大舞台での初完封!
本当に逞しくなりました。
シーズン終盤でも悪い流れを止める勝利!
CSでも好投で連勝につなげてくれてからの、
極め付けは痛すぎる敗戦を払拭する完封勝利!!
これは間違いなくエースの働きです。
CSの時はこんなタイトルで記事を書きました。
「左のエースへ!」から「左のエース!」
左でMAX155km、
ポテンシャルは十分も二巡目から捕まるケースが多く、制球とスタミナに課題、
怪我も多くなかなか突き抜けることのできない選手でした。
ここ最近は少しフォームを変えましたが、新人の頃は小川泰弘に似た足を大きく上げるフォームで、ライアン小川に対して、出身の龍谷大平安高から左のヘイアン高橋と呼ばれ期待され続けてきました。
昨オフは板野友美さんと結婚、
成績よりも話題が先行する形となりましたが、第一子が生まれ、ヒーローインタビューでは家族の存在が大きいことを口にしています。
マウンド上でも強気にどんどんインコースを攻めていくのですよね。
前日に殊勲打を放った吉田を抑え込み、
課題だったスタミナも何のその、
9回にも150kmのストレートを投げ込んでいました。
高津監督は2軍監督時代からの恩師、
結婚する際の保証人になるなど、
単なる選手、監督以上の期待があったかと思います。
監督インタビューでは「よくここまで投げられるように成長してくれた」と語る姿に心打たれました。
今年は本当に突き抜ける活躍!
何度もチームの窮地を救う投球を見せてくれています。
来年からは奥川と共にスワローズを背負ってくれることでしょう!
打線の方も宮城に完全に押さえ込まれながらも、ワンチャンスを物にして青木の先制打!
9回にはオスナのタイムリー、ファンブルの間に大きな追加点を奪いました。
今年のスワローズは接戦に強い。
ここぞで点に繋げられる勝負強さがあります。
勢いは取り戻しました!
仕切り直しで東京での初戦へと繋げたいところです。
この勝利はスワローズのみならず、セ・リーグにとっても待望の一勝です!
日本シリーズ連敗を13でストップ!
そして敵地での連敗を20でストップ!
長いトンネルを抜け出す勝利となりました!
さて、今年の成績ではパ・リーグで1,2となる山本由伸、宮城に燕の若きエースたちが投げ勝つ形となりました。
打では分があると思っていたものの、投でも引けを取らない戦いをしています。
移動日を挟んで3戦目以降は東京に戻り、ドームでの3連戦!
ここからは両チームどう先発を組んでくるのかが鍵となります。
順当にいけば、次は小川と田嶋でしょうか。
ヤクルトはCSにて打球が腕に当たり降板となった原樹理、
オリックスは怪我で戦列を離れていた山岡が投げられるのかどうか。
CSで好投した金久保や、大舞台に強いベテランの石川、試合を作る高梨にも出番があるかもしれません。
ヤクルトは小川、石川、高梨、金久保、原樹理と見通しが立つものの、
オリックスは田嶋、山崎福也までは見えるものの、その先は竹安、山崎颯くらいしか見えません。
そう考えると3戦目を取ることができれば先発でも分がありそうです。
次の東京ドーム初戦が非常に重要となりそうですね。
おそらく先発は小川泰弘!
終盤失速しましたが、小川も長年スワローズを支えてきたエースです。
休養は十分、必ずや勝利を引き寄せてくれるでしょう!
スワローズ日本一へ!
ほっともっとフィールドまでもつれれば再び山本、宮城との対戦となります。
次の試合も是が非でも取りたいところです!