「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

人は環境に染まっていく

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今年も本格的にスタートした。

溶けてしまいそうなくらいにまったりと過ごした年末年始が嘘のように、慌ただしく日々は過ぎていく。

 

感染拡大が止まらない。

私の周りでも体調不良を訴えるコロナグレーゾーンの人が増えている。

そう言われると何だか私も体調がよろしくないような気がするのだから不思議なものだ。

 

「人は環境に染まっていく」

 

周りから影響を受けて、その影響を受け入れていく。

社会において淘汰されないための能力、

 

初めは大変だと思っていた環境でも、大体3ヶ月もその環境で過ごしていれば、割とその環境に染まっていくらしい。

私は人より遅いのかもしれないけれど、実感としては4ヶ月ほどで落ち着くことが多い。

 

そうやって環境を自分のものにしていく。

その繰り返しの中である意味では成長していくし、ある意味ではまたそこに退屈を感じるようになる。

 

体が動く限り、心が動く限り、

ただガムシャラに動き続ける。

そうやってたくさんの環境を自分のものにしていく中で、そこに「生きがい」を求めていく。

 

Mr.Children『HERO』

「人生をフルコースで深く味わうための

幾つものスパイスが誰もに用意されていて

時には苦かったり渋く思うこともあるだろう」

 

私はきっと、人生をフルコースで味わうために、困難に首を突っ込んでいるのだ。

 

「転職しなかったらどんなに楽だっただろう」って、未だにそんなことが頭をよぎることもある。

そう考えてしまううちは、まだまだ私は今の環境に染まりきっていないということだろうか。

 

慣れないことはまだまだたくさんある。

それでも少しずつ染まっている。

来年の今頃には昔のことに想いを馳せることもなくなるのだろうか。

 

初めから手に売れることを放棄する人生を歩みたくはない。

そんな厄介なことを考えて生きているせいで、私はこれから先も苦労し続けるのかもしれない。

 

だけれども、それが私の人生なのだ。

 

だから私は「人は環境に染まっていく」って、最初はならないことに困惑することが多かったとしても、そう信じて慣れるまでひたすら食らいついていく。

その繰り返しの中で環境を自分のものにしていくことにする。

 

もしも、慣れない環境に身を置いて苦労をしている方がいるならば、大丈夫だ。

 

「人は環境に染まっていく」

 

よほど粗悪な環境であれば、それは出ていくことを考える必要があるのかもしれないけれど、大抵のことには慣れていくのだ。

そして、それまでの苦労は血肉となる。

 

だから、大丈夫だ。