男と女は違う生き物なのだ。
それは人に限ったものではない。
オスとメスで生体の全く違う生き物は少なくはないようだ。
だから、世間がいくら「男女平等」を叫んだところで、それにも限界があるのかもしれない。
男は本能的に「身体的接触」を求める。
女性は本能的に「精神的接触」を求める。
両者は似て非なるもの、
だからすれ違いが生じるのだ。
私があいみょんに惹かれる理由は、彼女が男性性を包括した感性を持つ女性だからだろうか。
言葉選びに伺える底知れないセンス、
非凡でありながらも等身大の叫び声をあげる。
その姿が痛々しく清々しい。
そこに彼女のかっこよさがあるのだろう。
もしかしたら、
あいみょんは中々わかりあう事のできない男女をつなぐ架け橋となりうる存在なのかも知れない。
「生き様」は生きる姿勢に現れる。
どれだけ自分と向き合えば良いのだろう。
どこか懐かしさすら感じる。
彼女の曲には色褪せない魅力がある。
その理由は、彼女が女であり、男だから、
そういうことなのかも知れない。
あいみょん『わかってない』