「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

相手に「興味・関心を持っている」という合図を送ること

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ある記事を読んで、

「なるほど」と思った言い回し、


信頼を得るために差し出せるもの、

それは「相手に対する興味・関心」だ。


素直に頷ける一言、

非常にうまく言語化できているように感じる。


「信頼を得るため」


持論として、

そのために最も有効なのは、

「いい意味で期待を裏切ること」

私はそう考えている。


そして「期待を裏切る」には、

相手の期待がどこにあるかを的確に捉える必要がある。


余程のカリスマ性があれば別だけれども、

相手のことを知らなければ、

良い意味で相手の心を動かすことは難しいのだ。


積み上げた信頼、


信頼を集めることは大事だけれども、

積み上げすぎるのも困りものだ。


「信頼」が「信仰心」みたいになってくると、

しっぺ返しを食らうことにもなる。


だいぶ前の話だけれども、

当時、気にかけていた後輩との話だ。


事あるごとにアドバイスをして、

着々と信頼を積み重ねていたのだけれど、

ある時、私のアドバイスを起因として失敗したことがあった。


後輩の私を責めるような口ぶりに、

若かった私もついカッとなってしまい、

彼の自信をバキバキにへし折ってしまった。


その後は言わずもがな、

口もきいてくれなくなった。


今思えば私も冷静に対応して、

非のあるところは謝罪すればよかったのだけれども、


後輩くん、

ある意味で当時は私に過度な期待をしていたのだと思う。

「ますをさんの言うとおりにすれば間違いない」って、

そんな様子が見て取れたのだ。


だから私のアドバイスで失敗したことで、

期待が大きかった分、それが絶望に変わったのだろう。


思えば私も当時はかっこつけていた。

周りに「弱さは見せない」って粋がっていたのだ。


さて、

「相手への興味・関心」の話だったか。


「心からの信頼」


パフォーマンスではなくて、

「心から」相手を信頼すること、

それには相手に対する「純粋な」興味・関心が必要だ。


自分の派閥を増やすだめだとか、

自分の勢力を拡大するためだとか、

自分をよく見せるためだとか、

打算に対しては打算が返ってくるのだ。


私はきっと、

後輩に対して「打算的」だったのだろう。


だから「飼い犬に手を噛まれた」ように思い、

カッとなってしまった。


「相手のためになる行動」


相手のことを思っていれば、

真っ先にそれを考えたはずだ。


相手の「何に」興味・関心を持つのか。


ただ単に「使える」という視点なのか。

それとも「人間性」なのか。


ちょうどブログの連続更新を始めたころからの目標、

「人を道具として見てしまう弱さの克服」

私はそれを掲げている。


振り返ると「不誠実な対応」をたくさんしてきた。

私が女性からの不誠実に晒されるのは因果応報なのかもしれない。


過去の弱さを見つめながら、

時には割り切って、

時には親身になって、

私の両手に収まる範囲で、

誠実に対応したいと思う。


それがきっと、

「信頼」につながるのだ。