「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

自分にとっての結婚、相手にとっての結婚

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前にこういう記事を書いた。

tureture30.hatenadiary.jp

 

このブログは私の4年間のアーカイブだとつくづく感じる。

現在抱えている大抵の悩みは過去にも経験している。

それもライフステージが進まないのだから当たり前のことなのだろう。

 

自分と向き合えるだけ向き合って、

とことん悩み切った末に、私はここまでたどり着いたのだ。

 

冒頭の記事を読み返してみて、

改めて考えるべきだと感じた言葉があった。

 

「自分にとって最高の相手」を望むとともに、

「相手にとっても最高の自分」であることを目指すべきだということだ。

 

基本的に結婚は一生ものと考えているから、

ただ「良い人と一緒になることができてラッキー」では済まされない。

 

共に時を重ねる過程で、

「こんなはずじゃなかった」と思うことは山ほど出てくるだろうし、

自分も相手も時とともに「心」が変わっていくこともあるだろう。

 

「異性としての愛情」の賞味期限は3年間、

どこかでそう聞いたことがある。

 

だからこそ、愛情の種類が変わったとしても、お互いが、お互いと一緒になって良かったと、そう思い続けられる関係を築いていきたいと思う。

 

相手にとっての自分、

果たして本当に魅力的に思われているのだろうか。

正直それはわからない。

 

もしも、直接言葉で聞いたところで、気を遣っての言葉かもしれないし、妥協の先にある言葉かもしれない。

実際のところ、本当にそう思われているのかはわからないのだ。

 

だから、私にできることは、相手にとって魅力的な自分であろうと努力する事しかないと思った。

 

「相手がいるからこそ頑張ることができる」

お互いがそう思うことのできる関係は幸せだ。

 

先日記事にした、

レミオロメン『3月9日』

 

瞳を閉じればあなたが瞼の裏にいることで、

どれほど強くなれたでしょう。

あなたにとって私もそうでありたい。

 

結婚というものは、独りよがりであってはならない。

自分だけではなく、相手にとっても幸せなものにする覚悟が必要なのだ。

 

それは、「相手を幸せにする覚悟」ではなく、「共に幸せになる覚悟」

自分だけではいけないし、相手だけでもいけない。

「共に幸せになること」が大切なのだ。

 

破滅的に相手に尽くしたところで、それを長く続けることはできない。

逆に自分だけが幸せを感じていたところで、相手も同じ気持ちでなければ無理が生じてしまう。

 

お互いが、二人の幸せを築き上げるつもりで一緒になる必要があるのだ。

そして、ゆくゆくは二人が三人になるかもしれない。

二人での幸せを築くことのできないまま、三人の幸せを築くことは難しい。

 

一歩ずつ、地道に着々と、お互いがお互いを慈しみながら、前に進んでいきたい。

 

現実はそこまで甘くはないのだろうけれど、

私は結婚というものをそういうものにしたいと思う。