「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

彼女ができました。

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今日はエイプリルフールだ。

私はこれまで、毎年この日にエイプリルフールネタを投稿してきた。

 

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全く覚えていなかったのだけれども、

去年のエイプリルフール記事はスワローズの日本一をネタにしている。

本当に全く覚えていなかったのだが、まさかの正夢となっていたようだ。

 

これだけで一つの記事を書けそうだけれども、

ひとまずそれは置いておこう。

 

「気恥ずかしさ」をオオカミ少年的な感じで隠したいと思っていたのだけれども、私のエイプリルフールネタは、どうやら実現してしまうほど強いパワーを持っているらしい。

 

だから今年は「本当のこと」でも書いてみよう。

 

これは妄想でもなんでもない。

そして、昔の話でもない。

今の私の話だ。

 

少し前に投稿した記事、

 

こんな前振りまで用意して、

「書きたかったこと」というのが今日の記事だ。

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ブログを始めて4年あまり、

前に彼女ができてから、時の流れること15年くらいだろうか。

どうやら私にも春が来たようだ。

 

「私に彼女ができた」

それは紛れもない事実なのだ。

 

お相手はもちろん、

ここしばらくブログに書いてきた人だ。

 

まだまだ結婚に向けては慎重な様子。

付き合うことになれば、一気に進むのかと思いきや、どうやらそういう感じではなさそうだ。

 

一層、私は試されるのかもしれない。

 

特に不満を言われたこともなく、告白に対してもすんなり「はい」と言われた。

「なんちゃって」と付け加えるほど、少し照れた様子で「即答しちゃって良かったんですかね?」とハニカム彼女はとても可愛かった。

 

私は彼女に対して「なんでも話してくれるな」と思っていたのだけれども、彼女からすれば「私にはなんでも話せる」ということだったらしい。

 

彼女と私はあまりにも似ているのだ。

お互いがお互いに対して誠実であることに全力で、

なかなか関係は進まないところまで似ている。

 

一応「恋人」ということにはなったけれど、

その実感は全く湧いてこない。

 

彼女とはまだ手を繋いだことすらない。

 

始まりの感情が「尊敬」だった。

相手にしても、私に対してトキメキのような感情を抱いているかと言えば、あまりそういう様子はない。

 

私の受け答えは「面白い」らしい。

そして、なんでも話せるらしい。

 

彼女との時間はあまりにも自然すぎて、

どこか「恋人」を飛び越えて、

「夫婦」になったかのような安心感がある。

 

話をしていて、

旧知の中のように、

あまりにも「違和感がない」のだ。

 

育ってきた環境は全く違う。

 

だけれども、価値観から人生観、

自己評価から他人から見られていると思う自分像まで、

恐ろしいほど考え方が「同じ」なのだ。

 

「似ている」というレベルではない。

「同じ」なのだ。

 

おそらく、それはお互いが感じていること。

彼女の話に対して、私は彼女の欲しい言葉を与えている様子。

そして、逆もまた然り。

 

環境や性別は違うものだから、

「価値観」は同じでも「視点」は違う。

それがまた、心地の良い刺激を生み出すのだろう。

 

お互いがお互いの歩みを「素晴らしい」と褒め称え合う。

なんなのだ、この関係は。

 

早く壁を取っ払って、距離を縮めたい。

だけれども、そうしたらまた違う彼女の姿が見えてしまうのかな。

 

今の彼女は「神秘のヴェール」を纏ったまま。

そのヴェールの中身に私は幻滅してしまうのだろうか。

それとも、ますます彼女に魅了されるのだろうか。(いやらしい意味ではない)

 

何はともあれ、一歩先に進んだ。

関係性は少しずつ変わってくるのだろう。

 

今の私にはまだ、この後の展開が見えてこない。

それは彼女にとっても同じことだろう。

 

私たちらしく、

大切に時を刻んでいきたい。

 

この4年間、

奇跡的に女性とうまくいかなかった経験たちは、

全てここに繋がっていたのかもしれない。

 

ボタンを少しでも掛け違えていたら、

おそらく私は彼女と出会うことはなかった。

全てが彼女と出会うためだったのだ。

 

人の気持ちは、時と共に変わっていくものだけれども、彼女に対する「尊敬」の思いは、冷凍保存しておいて、事あるごとに少しずつ切り取って味わいたいと思う。

この時の気持ちを忘れないようにしたいから。

 

いつまでも私は彼女のことを、

「世界で一番素敵な女性だ」と思い続けたい。

私の理想を押し付けるのではなく、ありのままの彼女を「素敵だ」と思い続けたい。

 

きっとそれが、私が私らしくいられて、彼女が彼女らしくいられることに繋がっていくはずだ。

 

とは言いつつも、

彼女ができたなんて、どうせウソでしょ?と、

最後にエイプリルフールオチかと期待されている方もいるかもしれないが、ご期待には添えない。

 

私には彼女が出来たのだ。

 

ウソのようなホントの話。

それが今年のエイプリルフールネタだ。

 

来年の今頃は結婚しているかもしれない。

その時の私は、どのような記事を書くのだろうか。