「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

ストックしていた記事が使えなくなった

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過去に私の書いた記事たち、

そのうち公開しておらず、ストックしているもの。

 

転職してからは余裕がなく、だいぶそれらを消化したけれど、それでもまだ幾らか残っている。

 

時を遡れば遡るほど、公開することを躊躇い続ける理由があることがわかる。

だいぶ尖った内容のものが多いのだ。

 

中には、よく書けているものもある。

だけれども、多くは弱者男性としての立場で書いたものだから、今の私の感情とは、あまりにもかけ離れているのだ。

 

もしも私がここから先、付き合っている彼女とうまくいかなかったならば、このストック記事たちにも出番はあるのかもしれない。

 

だけれども、今の私には彼女と先に進まない理由がない。

お互い、やりとりする内容からは、日に日に想いが募っていることが見てとれる。

おそらく彼女も同じ気持ちでいてくれているはずだ。

 

少なくとも、私の彼女に対する感情は「尊敬」から始まっている。

 

こんなことは稀だ。

かなり年上のお姉さまならばまだしも、

①同世代の女性に対して、私が心からの「尊敬」を寄せること。

加えて、②相手も私に対して、少なくとも「パートナー」としての合格点を与えてくれていること。

 

この二つが重なったから、今の私たちの関係がある。

 

土台に「尊敬」という誠実な感情があるからこそ、関係性が進むにつれて、自然と性愛を育むことに対しても嫌悪感が生まれてこない。

これは私にとって、少なくとも結婚を意識してからは初めてのことだ。

 

相手に対する自分の気持ちの出どころが誠実なものか否か。

私はそんなことばかりを考えてはチャンスを逃す臆病者だった。

 

人よりも、うんと長く気持ちを温める。

確かに相手からのアプローチだったはずなのに、いざ私が行動を起こす頃には、相手の気持ちは冷めている。

何度も書いてきたが、それが私の恋愛サイクルだ。

 

だけれども、私の彼女もまた、長い恋愛サイクルの持ち主のようだ。

彼女にとっての恋愛は、一世一代の大勝負のような覚悟を感じる。

だからこそ、私も覚悟を持って彼女と向き合う必要があるのだ。

 

そして、それが私には心地良い。

自分の「彼女に対する感情」が、確かに誠実なものであることを実感することができるからだ。

 

妙齢だから当たり前なのかもしれないけれど、彼女の私に向けられる気持ちは、日に日に重くなっていく。

そして、今は「重い」と言われる私の愛情の重さを上回った頃合いかもしれない。

 

確かに、人として、そして徐々に「男」として愛してくれているのだなと感じることができる。

それは、ボロ雑巾のように女性たちに弄ばれた、私の「男としての自尊心」を繕ってくれるのだ。

 

「結婚に向けての割り切った関係」

 

私の年齢からしても、ある程度は仕方がないのかもしれないと、恋愛に対して少し諦めの気持ちがあったけれど、彼女は簡単に、その「諦め」を打ち破ってくれた。

 

最初は関係が進むことに戸惑う様子だった彼女、

覚悟を決めた女性は強い。

今の私たちは、確かに「恋人」をしている。

 

使えなくなったストック記事にはこのまま眠っておいてもらおう。

あまりにも私の気持ちは変わったのだ。

そして、もうあの時みたいな状況には戻りたくない。

 

私は進むのだ。

私は彼女と共に、先へと進むのだ。

 

そして、それは大変だけど幸せな日々になると信じている。