「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「シングルタスク」実行力を強化したい

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「シングルタスク」だなんてカッコつけた言い回しをしたけれど、要は「集中力」ということになるのだろう。

 

「今の私」は思考があちこちに飛ぶことが多い。

私の気質であり、それがプラスに働くことも多いので、一概に悪とは思わないけれど、どうにも一つのことに集中できていない。

 

「今の私」はマルチタスク型の人間かもしれない。

次々と舞い込んでくる案件の優先順位を判断してこなしていく。

そういう場面に遭遇することが多い。

 

元の私はマイペースでシングルタスク型だったように思う。

マイペースであることに変わりはないのだけれども、今はなぜか色々なことが頭を巡る気質に変わった。

 

大きなパニック発作を起こしてからだろうか。

私の自律神経は馬鹿になってしまったのだ。

あれからもう5年になるけれど、以前と比べると交感神経が活発な状態を維持していると感じる。

 

「理性型」から「直観型」への転換とでもいうべきか。

私の考え方はガラリと変わった。

 

だいぶ飼い慣らせるようになったけれど、思考スピードというか、行動力というか、タスク消化力というか。

そういうものが強化された感覚がある。

 

その分、一つのものに腰を据えて取り組むことが前ほど得意ではなくなったようにも感じる。

 

「今の私」と「前の私」

 

ブログではそういう書き方をするけれど、周りからどう見えるかは別として、私の実感としてこの差は大きい。

 

「どちらが良かったか」ということは正直わからない。

だけれども、私は「今の私」を結構気に入っていることは間違いない。

私は私のことが大好きなナルシストだ。

 

だいぶ話が逸れたな。

「シングルタスク」の話だ。

 

前述のように「今の私」は割と思考が散らかるタイプだ。

つまみ食いのようにいろいろな案件を気分で回していく。

 

転職前の働き方はそのスタイルの方が合っていた。

だから私はそういう心持ちで働き続けていたのだろう。

結果としてそれが評価され、社内のあらゆる効率化につながった。

 

だけれども、今の仕事は割と一極集中の繰り返しだ。

追い詰められればやるしかないのだけれども、目の前のことに集中するためには準備がいる。

 

その辺りは働き方を変えないといけないと感じる。

 

何か一息付けて、まじないのようなルーティンを作ればいいだろうか。

それとも、感情を無にして淡々とこなせるようにしたほうがいいのだろうか。

そのあたりは判断に苦しむ。

 

いずれにしても「決めたことをやり抜く」

もともと私の長所はそういう「粘り強さ」にあると感じている。

それを発揮する時が来たのだろう。

 

しばらくは「自由」だった私の働き方。

 

しかし、自ら飛び込んだ環境では、仕事に制約はつきもののようだ。

これもまた大きなパラダイムシフトだ。

順応することができれば、私の器は大きく広がるのだろう。

 

同じことばかりを繰り返していても、成長の幅は限られてくる。

そう考えると、たくさんの経験を積めることはありがたいことだ。

 

今いる環境で、今求められる能力を身につける。

その繰り返しの中で汎用的な能力へと変わっていく。

やりたいことを見つけた時に、それができるだけの力は身につけておきたい。

 

私はいつまでも変化を求めて生きるのだろうか。

 

今はまだ「風を起こしていたい」

「そよ風」と「嵐」のオンパレードに身を置いて、生きている実感を享受したいのだ。

 

こんなにも忙しいのに「無風は嫌だ」と感じる私は、どこか頭のねじが外れているのかもしれない。

 

自らに対する監視の目を光らせて、体だけには気を付けないといけないな。