「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

サボるときの心理

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私は今とても忙しい。

仕事もプライベートも期日を切られている課題が山積みだ。

 

だけれども、テレワークで仕事をしていると、

ふと半日くらい、何もしなくてもなんとかなる時間が生まれたりもする。

 

掴んでいる案件が一区切りついた後、

次の課題に休みなく取り掛かるべきなのだろうけれど、どうにも気分が乗らない。

 

少し手をつけてみるけれど、眠気と疲労感からか。

明らかに効率が悪いものだから、スマホをいじり出す。

そうしているうちに「明日から頑張ればなんとかなるから今日はいいか」

そんな感情に身を委ねる。

 

そうやってサボることが少しずつ出てきた。

これは良い傾向なのだろうか。

それとも、悪い傾向なのだろうか。

 

ある意味では、私は私のペースで仕事をできるようになったのかもしれない。

一方では、先を見据えたら、やらなければならないことは山ほどあるので、少しずつでもこなしていくべきなのだろう。

 

仕事や生活環境が、必ずしもバイオリズムと一致する訳がない。

体調が悪くても、頑張らなければならないことはあるし、頑張りたくても、やることがないこともあるだろう。

季節によって体調は変化するし、心は少しの刺激でコロコロと変わってしまう。

 

だから、仕事もプライベートも、

やるべきことを期日までにこなせていれば、

たとえそれが綱渡りであったとしても問題ないのかもしれない。

 

リスクヘッジの観点から、先を見据えての行動を心がけるべきだと言われれば、全くその通りだと思う。

 

だけれども、あまりにも私は頑張りすぎている。

リスクヘッジのことまで考えて行動するような精神的余裕はないのだ。

 

だから、サボるための理由を拵えようとして、テレワーク中にこの記事を書いている。

 

心と体が言うことを聞かないのだから、たまには心と体の言うことを聞いてやるしかない。

そうしないと、心と体にそっぽをむかれてしまう。

 

そうなったら、大変なことになる。

リカバリにどれほどの時間を割くことになるのか検討もつかない。

下手したら再起不能にもなりかねないのだ。

 

私はひどく疲れている。

仕事とは別のことでの疲れを仕事に持ち込んでいる自覚はあるから、仕事に迷惑をかけている形になるが、疲れているものは仕方がないのだ。

 

今年度から私の会社は、

「従業員がイキイキと働くことのできる環境づくり」をテーマに、各セクションごとにワーキンググループを立ち上げた。

 

それ自体が「業務負荷の増」に寄与していると言うジレンマからか、私を含む当の構成員たちからは積極的な姿勢は感じられない。

 

いっそのこと、

「サボるための時間を作ったほうがいい」だなんて提案をしてみるのも面白いが、総スカンを食らうことは目に見えている。

 

会社主導の改革には、必ず監視の目が光っている。

そうなると、当たり障りのない意見を練り上げて、差し障りのない成果物を提出して、会社としても、「可もなく不可もなし」と評価をして終わる。

 

だから、私は自主的にサボる時間を作って、ブログ記事を書いてみた。

 

さて、一本書き終えたから、そろそろ仕事を再開しよう。

罪悪感からか、少しは仕事に対してやる気が出てきた。

 

結局のところ、自らが自らをマネジメントしないといけないのだ。

テレワークなんて尚更だ。

 

以上が、今私の思っていること。

 

なるほど、私は「サボる時」にこういう自己正当化をするのだな。

有意義な分析をすることができた。

そういうことにしておこう。