「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

メンタルがヤバかった時のことを振り返ってみる

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もう5年以上が過ぎた。

私は軽度のパニック障害と診断された。

 

一日中、神経過敏状態、

夜はまともに寝れないし、月明かりすら眩しく感じる。

 

周りから見たらなんともないように見えていたらしいけれど、

常にそわそわしてジッとしていられない。

仕事中に抜け出してはタバコを吸いもしないのに喫煙所までいったりしていた。

 

「鬱」とは逆で交感神経優位の状態、

それが一日中続くのだ。

 

仕事は何とかこなしていたけれど、

何をしていたのかもあまり覚えていない。

そんな時期が4か月ほど続いた。

 

とにかく体を動かしていた。

じっとしていられない精神状態だったから、

常に動き回っていた。

 

そして毎日倒れこむように寝ていた。

それでも眠れない日も多かった。

 

できることはなんでもやった。

朝目が覚めたら「今日も一日が始まってしまった」と、毎日思っていた。

 

始めのうちは体力が持っていたけれど、

どんどん体力は持たなくなっていった。

 

だから徐々に手放していった。

それまで積み上げてきたものを一つ一つ確かめて、

少なくともその瞬間に必要なものだけ残す形になった。

 

こうしては私は「今の私」になった。

 

今は少なくとも寝られないことはほとんどなくなったけれども、

寝ても寝ても寝足りない日が続く。

そういった意味ではかなり自律神経は乱れているのだろう。

 

無理の効かない体になってしまい、

自分のことを監視するようになったから、

余程のことがなければ大丈夫だとは思うけれど、

疲れの溜まっている自覚はある。

 

6月は勝負の月だと思って臨み、

既に終わりに近づいている。

しかし、7月も8月もやることはたくさんある。

 

こんなに落ち着かない日々を送っているのは、

「今の私」になってからは初めてのことかも知れない。

 

特にこの1年で、私は多くのことを経験してきた。

人生のパラダイムシフト、

おそらく10年先に振り返ってみても、この1年が持つ意味は、私に取って、とてつもなく大きいものになるはずだ。

 

だから、今はとても大変だ。

それでも私は前に進むしかない。

望む未来を掴み取るために、

前に進み続けるしかないのだ。

 

仕事が落ち着く気配はないけれど、

8月を過ぎればプライベートはいくらか落ち着くはずだ。

 

とにかく、やるべきことをやり続けるしかない。

私の人生は、ここからまた大きく変化していく。

今はまだ、その入り口なのだ。

 

未来を楽しみにして、

今を楽しみながら、

着実に進みたい。

 

今振り返れば、メンタルをやってしまった経験も、

私の人生に必要なことだったと思える。

きっと、今の苦労も同じはずだ。

 

私は私の人生を肯定しながら、

これから先も生きていくのだ。