昭和の香り漂うメロディ。
まさに、あいみょんの真骨頂だ。
考えることが多い。
現代はあまりにも考えなければならないことが多いのだ。
だから「選択をすること」をコストと捉え、休日の過ごし方を外注するサービスが人気を博していると聞く。
どこか懐かしいと感じる。
それはメロディがシンプルだからだ。
そろそろ原点回帰の頃なのかもしれない。
複雑を極めた音楽から、シンプルな音楽へ。
これからの時代はいくらでも複雑なものをAIが作り出してくれるのだろう。
あいみょんは、そんな時代の過渡期に多くの人から求められる時代の申し子なのかもしれない。
シンプルだから響く。
それで良いのだ。
あいみょん『会いに行くのに』