「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

1週間が過酷

 

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毎週を乗り切ることがこんなに大変なのかと思う。

だけれども、これは私の選んだ道。

子供の重みを膝の上に感じながら、来週への不安を思う。

 

とにかく子供中心の生活だ。

何をしていても子供が泣き出したら、その対処が最優先事項となる。

仕事に出ている時間のほうが気が楽だと思うことすらある。

 

しかし、その時間は妻が1人で子供の対応をしているのだ。

その間、妻のメンタルは削られていく。

夫婦で疲弊し切って夜を迎えているのに、夜はもっと過酷だ。

3時間ごとに起こされてミルクを与える。

当然、朝を迎えても疲れは取れない。

その繰り返しである。

 

まだ何ヶ月も同じような生活が続く。

1人で動くようになったらもっと大変だと聞く。

何ヶ月どころではないのだ。

まだ何年もこの生活が続く。

 

時を重ねれば、この生活に順応することができるのだろうか。

世の中の親を経験した人たちへの尊敬が日に日に増す。

子育てとはこんなにも大変なものなのか。

「聞く」と「する」とでは大違いだ。

 

きっとなんとかなるのだろう。

なんとかならなければ、とっくに人類は滅びているはずだ。

なんとかするしかないから、きっとなんとかなるのだろう。

 

私の人生は私だけのものではなくなった。

それを確かに感じるのが「子育て」というフェーズだ。

私はまだこれからも自分自身の成長目標を掲げながら生きていくことができるのだろうか。

 

とりあえず今は、自分のことなど考えている余裕はない。

とにかく目の前のタスクをこなし続けるのみ。

その中できっと、気がついたら成長しているのだろう。

 

私が思いもよらないくらいに、思いもよらない方向に、進むことができるのだろう。

それは楽しみだ。