巨人4-5xヤクルト
ここにきて、昨年と同じく最下位回避に向けてのブーストで勝ち続けているスワローズ。
これで5連勝です。
この戦いを続けられていれば、この順位に甘んじることはないのですけどね。
この試合も、先制から中継ぎが打たれて逆転を許すいつもの展開。
しかしここからの粘りが違いました。
9回に2点を奪い逆転勝ち!
前日にリーグ優勝を決めた巨人を相手に見事な勝利でした。
ここに来て投打が噛み合ってきています。
ずっとここで苦しんでいましたからね。
リーグトップクラスの攻撃力を持ちながら、ダントツで不足する投手力。
ハマれば強いけれど安定感がない。
そんなシーズンでした。
最下位争いは中日も勝利したため、ゲーム差ゼロと熾烈極めています。
昨年は最終戦でスワローズが中日を交わして最下位回避。
今年も同じような争いを繰り広げています。
さて、打撃タイトルです。
スワローズには、主要3部門に加えて最多安打の4部門でトップ争いをしている選手がいます。
まずは本塁打
1.村上33
2.岡本27
3.オースティン24
これはスワローズの村上で確定です。
岡本の巨人は残り1試合ですから6本は厳しい。
可能性があるのは残り7試合の横浜・オースティンですが、さすがにオースティンがここから7試合で9本打つことは難しいでしょう。
続いて打点
1.村上86
2.岡本83
3.森下73
4.牧72
これも村上でほぼ決まり。
前述の通り岡本は残り1試合ですからね。
ここで4打点を稼いで、村上が残り3試合で0だった場合は逆転となりますが、なかなかそうはならないでしょう。
可能性があるのは、7試合を残す横浜の牧ですが、7試合で14打点ですからね。
そして首位打者です。
1.サンタナ.316
2.オースティン.311
3.牧.294
こちらはまだスワローズのサンタナと横浜のオースティンの両者に可能性がありますね。
ずっとサンタナがトップを独走していたのですが、オースティンがついこの前に規定打席に到達。一時は首位打者に立つなど熾烈な争いとなりました。
両者打撃好調ですからね。
5厘差をつけたサンタナが有利なことに変わりはありませんが、オースティンは7試合を残していますので、まだまだわかりません。
そして最後に最多安打です。
1.長岡159 残り3試合
2.近本158 残り2試合
3.秋山156 残り4試合
8.牧146 残り7試合
このタイトルが最も熾烈です。
スワローズの長岡は、獲得となれば初の打撃タイトルですので、ここは長岡に取ってもらいたいのですけどね。ライバルは強力です。
1安打差で長岡を追う阪神・近本は、優勝争いの最中で打ちまくっていましたからね。
最多安打のタイトルを前年も獲得している猛者です。
試合数が残り2試合と、3試合を残す長岡よりも少ないため、長岡が有利と言えます。
そして怖いのが広島・秋山です。
メジャーにも挑戦した安打製造機。
残り4試合を残して長岡とは3安打差です。
直近で打ちまくっているのですよね。
10試合くらい前までは、長岡や近本とは大きな差がありましたが猛追しています。
この日の試合でも3安打と絶好調ですからね。
長岡にとって1番怖いのが、この秋山です。
あと可能性があるのが、残り7試合を残す横浜・牧ですね。
長岡とは13安打差ですが、先ほどの打点とは違い、安打数であれば逆転の可能性はあります。
とはいえ、ほぼトップ3に縛られた形でしょうか。
さて、いずれのタイトルも現時点ではスワローズの選手たちが最有力となる状況です。
これほど打撃の主要タイトルを総なめしようとしているスワローズ。
これだけ見ると下位に沈んでいることが信じられませんね。
この攻撃力を活かして、来年は優勝を目指して欲しいです。
今年はとりあえず、全てのタイトルを取り切って終えましょう!