前にも同じタイトルで記事を書いたことがある気がする。
最近これを感じるエピソードがあった。
20年ぶりにあった友人たち、その性格と関係性はほぼ変わっていなかった。
まるで、むかしのまま会い続けていたように、変わらずに楽しく酒を酌み交わすことができた。
20年もあれば様々な人生経験してきたはずだ。
しかし、いざ久しぶりに会ってみると、その関係性はほとんど変わっていない。
不思議に感じると同時に、懐かしさに安心する。
人の本質は、そうそう変わらないのだ。
もしかしたら幼少期にすでに人格形成の多くは成されてしまうのかもしれない。
そう考えると育児は非常に重要である。
学校という社会の中で、上手いことやっていけるだけの自己肯定感がないと、自力でそこから先に進んでいくことができなくなってしまう。
子供は親の手をどんどん離れていく。
だからこそ、その手の中にいるうちは「自分が世界にいても良い」ということを嫌になる程、味合わせてやらなければならないのだ。
それが最も重要な親の役目なのかもしれない。
うちの子はまだ言葉を発することもできない赤子だけれども、それでも意思表示をすることが増えてきた。
その意思を尊重しながら、自分がどう生きていきたいのかを自分で選び取れるようにしてあげたい。
長い人生だけれども、その土台は案外生まれてからままないところで決まってしまう。
何とも恐ろしいことだけれども一理あるかもしれないと、そう感じた。