
ドラマ『海に眠るダイヤモンド』を最後まで見た。
特に最終回が秀逸だった。
脚本は『逃げるは恥だが役に立つ』の乃木亜希子さん。
主題歌はKing gnu『ねっこ』。
途中は子供の世話をしながら見ていたものだから集中して見ることができなかったけれど、最終回は録画して子供を寝かしつけた後に見入ってしまった。
主題歌は、先日記事にした通りだ。
この記事に書いた通りの最終回だった。
鉄平の生き方がそのまま主題歌の通り「ねっこ」なのだ。
「朝子の幸せ」をはじめとした端島に住む人たちの幸せというささやかな花を咲かせるために地中不覚に根を張り、目立たずに苦労を引き受け続ける。
鉄平はそういう生き方を選んだのだ。
どこかで、朝子に気がついてほしい。
そんなささやかな願いから日記を捨てることはできなかった。
それが巡り巡って世代を超えて朝子の手元に渡る。
そこからドラマが始まった。
みんなが幸せになった。
そういう終わり方が清々しかった。
鉄平も決して犠牲になったわけではない。
愛する端島を守るための生き方に、朝子への想いを抱えながら誇りを持ち続けていた。
そういう描写で終わった。
神木くんの演技も圧巻だった。
最近の出演作では『ゴジラ-1.0』もすごかった。役者として凄みを発揮し、円熟期に達したのだろう。
直向きに好きな人の陰で、陰鬱さを感じさせることなく健気に生きる様を演じさせたら、彼の右に出るものはいないのかもしれない。
特に端島を脱出してからの演技は視聴者を引き込む凄みのある演技だった。
そして最後の主題歌とのコラボシーン。
なぜこのドラマにこの主題歌だったのか。
それを見事に表現した最後だった。
今年最後の日曜劇場。
一言で評すれば「清々しい」。
後味を含めて清々しいと感じる。
そんな素晴らしい作品だった。