
かれこれ20年ほどになるだろうか。
私が夢の国から遠ざかっていた期間は。
それが結婚をしてから1年で二度も行くようになってしまった。
元々、人が多いところは好きではない。
だから大変な思いをしてまで夢の国に行きたいとは思っていなかった。
しかし、妻に半ば無理やり連れて行かされた夢の国は、思ったよりも悪いものではなかったのだ。
まだまだ物心がつく前の娘が目を輝かせて周りを見回している。
キャストの方たちは誰もが娘のことをプリンセス扱いして笑いかけてくれる。
そうなると親の方も自然と笑顔になる。
夢を失いかけた中年でも、子供と一緒ならば夢の国を満喫することができるのだ。
まだまだ知らない世界はたくさんある。
知ったつもりになって行動を起こさなかったら、知らないまま終わってしまうこともあるのだ。
長生きすればするほど、行動を起こさなくなるのは気持ちの問題。
いつまでも心の若さを保ちたいものだ。
これから先の人生で、私は1人のままだったら決して味わうことのできない経験をたくさんさせてもらえるのだろう。
子供を育てるということは大変なことだけれども、そこに喜びを見出しながら生きていくことが大切なのだ。
私はまだまだ夢を見ることができる。
夢いっぱいの娘と一緒に生きていくのだから。