
仕事の出張で福岡に来た。
ここしばらくは妻と子供との旅行でしか遠くまで行っていなかったものだから,今回の出張は一人旅のようで気が楽だ。
子供が生まれてから思うこと。
何をするにしても自分主体に行動を決めることができない。
全てにおいて子供が中心なのだ。
それは当たり前のことなのだけれども、どこか自分の人生を生きていない感覚が強い。
子供のためにお金を稼いで、子供のために生活の世話をして、子供のために早く家に帰って、全てが子供のため。
妻は元々そうやって人のために行動するのが当たり前にできるタイプだから、時には羽を伸ばせばいいのにと思うくらいに子供の世話をしてくれている。
私もどちらかといえば家庭を蔑ろにするタイプではないと自負しているが、どうしても妻と子供に合わせていると疲れ切ってしまう。
今回の出張は久々の一人旅だ。
仕事はすでに終わっている。
今日は帰るまでの間、私が自由に使って良い時間が溢れている。
独り身の時は時間が有り余っていて持て余していた。
それが数年でここまで変わるとは自分でも驚きだ。
今は自分の時間が欲しい。
「人はいつだって無い物ねだり」だ。
何事もバランスが大事なのだ。
だけれども人生は思うように進まないことの方が多い。
だから、時折訪れる今回のような機会を思い切り楽しんでバランスを取ることしかできない。
時間が余っていると、心が満たされない。
心が満たされている時は、時間がない。
お金と時間の関係もまた然り。
人生とはそういう風に出来ているのだ。