「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

人事評価

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新年度になるといろいろな変化が生まれる。

それは環境だけではない。

心の中にも変化が生まれるのだ。

 

私の勤め先では、この4月から人事考課制度の刷新がなされた。

これまでよりも昇給幅の傾斜を大きくする方向へと舵を切った。

これまでは評価に差があっても、それほど昇給額に差はなかったのだが、それを明確に差をつけるように変更した。

ただし実態は、変更前よりも大きく昇給する人は「ごく僅か」で、多くはそれまでと変わらないか少し下がる程度に抑えられる。

いわば、実質的に賃下げとも捉えられかねない制度改定だ。

 

そして多分に漏れず私も「大きく昇給する側」になることはなかった。

企業がこぞって「賃上げ」を進める時代に逆行する制度改革。

さらに早期退職を募り、多くのベテランがホクホク顔でそれに応募した。

一方で比較的単価の安い新卒採用枠は拡大している。

ベテランが落としていった仕事が経験の浅い若手にのしかかる。

若手は安い単価でこれまでと同じクオリティを求められるのだ。

 

決して会社の景気が悪いわけではない。

それどころかグループの株価は過去最高を記録するほど財務状況は潤っている。

それでも大きな血の入れ替えを行なって人件費を抑える方向に舵を切っているのだ。

 

6月に優秀な若手が転職することを知らされた。

理由を詳しく聞く程の仲ではないから真相はわからないが、人事考課制度の改定が理由の一つなのかもしれない。

 

そして私も仕事に対するモチベーションを下げている。

前にも記事にした記憶があるが、私は直属の上司と折り合いが悪い。

少し考えてみれば当たり前のことなのだが、私のことを一次評価するのはその上司なのだ。

二次評価以降で一次評価が覆るほど組織の上の人に覚えがめでたいわけではないから、一次評価がそのまま私に対する会社の評価となるのだろう。

結局は直属の上司との折り合いの悪さをなんとかしないと私が会社から評価されることはないということだ。

 

なんとも馬鹿らしくなってきた。

昨年度は業務改善活動で私が所属したチームが会社で一番な評価を受けた。

私はそれを屋台骨として支えた。

部下の育成でも成果を出した。

本業でも一昨年度と比較したら間違いなく大きな成果をあげた。

昇格に必要な資格を取得した。

自己評価では「よくやった一年だった」と思っていたが、それでも大きく評価されることはなかった形だ。

 

私がこれからどんなに成果を上げても、この会社で高い評価を受けることはないような気がする。

そろそろ潮時なのだろうか。

そんなことを考えてしまう。