
ChatGPT、Gemini、Claude。
何でもかんでも親身に味方の立場で回答してくれる。
これからの時代は、人は人にもそれを求めるようになるのかもしれない。
あのビルゲイツ曰く、「生成系AIは、GUIに並ぶ革命的なテクノロジーである」
今では当たり前のようにすぐそばにあるWindows。
それに並ぶほどのテクノロジーとなれば、これからの時代はAIなくして生活することは難しくなるのだろう。
私もプライベートでAIを使うようになった。
初めは仕事での活用だけだったが、徐々になくてはならない存在にまでのし上がり、私の生活にまで溶け込んでいる。
これからもその流れは加速していくだろう。
驚くほどの速度で精度は向上している。
存在感を増すフィジカルAIとのコラボレーションが進んでいけば、鉄腕アトムやドラえもんのような存在も夢ではないところまで来ている。
「本音」なんてものは必要ないのかな。
心地の良い言葉を投げかけあって、さらに安心して過ごす世界が「平和」なのかな。
でも、それだと裏切られた時のダメージは大きい。
その傷を癒すために人は殻に閉じこもる。
「人間は裏切る」「AIは裏切らない」
そんな思想を加速させていき、ますますAIの天下となる。
ここはスタート地点なのかもしれない。
人がAIに存在を取って代わられる分岐点なのかもしれない。
かく言う私もコミュニケーションに変化が生じている。文章でのやり取りは立場に関わらず全て敬語になった。
当たり障りなく、必要な情報を相手に配慮しながら表現には気をつけて送り届ける。
年下にも部下にも全て敬語で文章を送っている。
「本音」の入り込む余地などない。
意識して変えたわけではないが、それがしっくりくる。
私の無意識が時代に適応するために起こした行動の変化なのかもしれない。
これから先、ロボットが当たり前のように隣にいる時代になったのならば、直接会って話すコミュニケーションも「本音」を隠す時代になるのかもしれない。
人間はどこに向かっているのだろうか。
一度「便利さ」を手に入れたならば、それを手放すことは容易ではない。
AIの作り出す「優しい世界」に心を奪われて、AIと結婚する人まで現れているという。
混迷また混迷。
漠然と未来永劫続くと思っていた世界。
それが徐々に危うさを帯びて行くと感じているのは私だけだろうか?
人が必要と無くなった時代の戦争は、誰が誰のために命をかけているのかすらわからない。
もはやゲームと同じ。
自分は安全な場所にいて、どれだけ効率よく成果を上げるかの勝負。
「人」を「モノ」として見る時代に進んでいる。
それはやがて自分自身の首を絞める結果となるのだ。