今更ですが視聴しました。
アニメ版です。
原作は見ていません。
映像美は認めますが、
スケールが小さすぎる。
要は三角関係と家出少女のわがままに振り回されてその気になる話、
花火を通して世界のあり方を変える描写はありますが、
世界を作り上げるというセリフに反して、
「親から逃げる逃げない」の些細な変化、
致命的なのは恋愛を扱っているにもかかわらず、
それが深まる過程を描いていないこと、
原動力は恋愛感情ではなく罪悪感の方が強いように見えました。
ほとんど同じテーマでも、
時をかける少女はその辺りをしっかりしていた名作です。
感じたこと
「三角関係からの抜け駆けはどう頑張ってもうまくいかないな。」
「自分の事をビッチだと言う女にロクなのはいないな。」
「やり直したいことをやり直したとしても大して変わらないのかもな。」
人生はいつもちょっとだけ間に合わない。
そういうもの、