「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

音楽

Creepy Nuts『オトノケ』

曲以上にぶっ飛んだMVだ。 主題歌を務めるアニメ『ダンダダン』の世界観を余すことなく伝えているのだろうか。 アニメの方は私もみている。 カオスな世界観がテンポよく続いていく。 意味を理解しようとすると意味がわからないが、そのテンポには心地よさが…

あいみょん『愛を知るまでは』

この曲で記事を書くのは2回目だろうか。 主題歌のドラマが放送されていた時に記事を書いた記憶がある。 今の私の心情を的確に表した曲。 流されていても、そこに自分の意志があると信じたい。 自分の力で何かを掴み取っているのだと信じたい。 その先に希望…

Vaundy『風神』

何も行動を起こさなければ、 風が起こることはない。 何か行動を起こしたからこそ、 まわりに風が起こるのだ。 初めは爽やかな微風だったとしても、 行動を続けることで、 それが自分の身を傷つける刃になることもある。 人と繋がるということは諸刃の剣。 …

RADWIMPS『なんでもないや』

映画『君の名は』の挿入歌。 この映画が公開されてから8年が経った。 8年前の私は、今の私を想像することがだきないくらいに暗中模索していた。 あれからいくつもの選択肢を選んできて、私は今の私にたどり着いたのだ。 僕らタイムフライヤー 時を駆け上がる…

backnumber『楽園の地図』

切なさと真っ直ぐさの同居した歌詞。 愛しさで溢れている。 まるで主人公の愛しく思う少女が目の前にいるかのようなみずみずしさ。 この手の心理描写はbacknumberの真骨頂だ。 だって僕はたどり着いたんだ 旅路の果てに、君の隣に どんな苦難が待ち受けてい…

あいみょん『猫にジェラシー』

淡い恋心。 少しのことで生まれる焦燥感。 恋する心は不安定なのだ。 恋に恋焦がれて恋に泣く。 そんな不安定な心をノスタルジックに歌った曲だ。 私はもう、そういう経験をすることがないのだろう。 そう考えると、ホッとすると同時に少し寂しくもある。 結…

tuki.『晩餐歌』

15歳のアーティストということで、 一躍、時の人となったtuki.さん。 彼女はとにかく韻を踏むのがうまい。 リズミカルな韻は聞き飽きない。 気がつくと再生回数が伸びているのだ。 歌詞の中身は爽やかで青さが詰まっている。 今この年代の時にしか書けない歌…

緑黄色社会『僕らはいきものだから』

当たり前のことを忘れてしまう。 どんなに難しいことを考えて、 どんなに複雑な様式で生活していても、 私たちは生き物なのだ。 お腹がすけば食べるし、 欲求に抗うことはできない。 理性によって獲得した超自我に支配されているようで、完全に支配されてな…

Mrs.GREEN APPLE『僕のこと』

人生とはどういうものか。 それを見事に表現した曲だ。 答えなどない。 それでも、答えなどないその道を、 ただ必死に前に進む。 私たちにはそれしかできないのだ。 僕らは知っている。 奇跡は死んでいる。 努力も孤獨も報われないことがある。 だけどね。そ…

森山直太朗『夏の終わり』

平和への祈り。 かつての日本は、夏と共に終わり、夏と共に始まった。 暑さの中、どこか心に涼しさを感じる日本の夏。 酷暑の続く今年の日本にも、その雰囲気は残っていると感じる。 人間ってものは愚かだね。 痛い目を見ないとわからない。 「痛み」を想像…

Mr.Children『HERO』

「ヒーローになりたい、ただ1人君に取っての」 「愛すべきたくさんの人たちが 僕を臆病者に変えてしまったんだ」 子供が生まれてから、 この歌詞の意味を実感する。 私は家族を守るために、理不尽を受け入れるようになった。 自らのポリシーに反するようなこ…

Mrs.GREEN APPLE「familie」

「どこまでが、ただ愛と呼べるんだろう」 当たり前のように愛情を注がれてきた。 そんな思い出を糧に自立していく過程を歌にしたようだ。 ミセスとしては珍しいくらいに歌詞が抽象的な曲だ。 「愛情」なんてものは曖昧なもの。 どこまでが打算的で、どこまで…

Ado『アタシは問題作』

自分の存在価値に疑問を持ちながら生きている。 誰かの期待に応えることが人生の目的に変わっていく。 自分の価値は、自分ではない別の誰かが決めるようになった時代。 いや、それは幻想に過ぎないのだ。 誰もが自分の人生に責任を持たなければならない。 誰…

あいみょん『ざらめ』

「こんなはずじゃなかった」 そういうことは多い。 「思っていたのと違った」 それでもそこから抜け出すことはできない。 そういうこともある。 そんなザラザラした感情をタイトルにかけているのだろうか。 いつにも増して昭和レトロ感のある曲が哀愁を生み…

Mrs.GREEN APPLE『They Are』

見送る側と見送られる側。 それを主観とも客観とも取れる絶妙なバランスで描いた壮大な曲だ。 ただ抱え込む。 そして塞ぎ込む。 人の死に触れた時には、 それしかできない時期がある。 しかし、見送る側の人生はそれで終わらないのだ。 そこから先を歩き続け…

あいみょん『ラッキーカラー』

王道のあいみょん作品と言える曲。 昭和の香りが残る切ない乙女心を歌った曲だ。 ベース音がとてもかっこいい。 ポップな曲でありながらも、しっかりとロックをしているあたりが、あいみょんの真骨頂であふ。 始まりの歌詞から失恋ソングかと思いきや、 そう…

suis from ヨルシカ 『若者のすべて』

数々のアーティストに歌い継がれる名曲だ。 不規則に揺れ動く。 その振れ幅に心がついていかない。 「若者の心」というものは、 自分でも制御できないほどに、 自由自在に形を変えていくのだ。 「痛み」から得るものがある。 その時は、世界の全てを失ったよ…

菅田将暉『くじら』

「大人になった僕らが見る夢はまだ甘いか」 フジテレビ系のアスリート応援ソング。 ギターがとてもかっこいい曲だ。 いつまでも夢を追いかけて生きている人がいる。 人が夢を見ることの難しい時代だ。 だから、人は夢を見ることを他者に代替する。 いわゆる…

ヨルシカ『ルバート』

ジャズ調のメロディに憂げな声で「楽しい」と連呼する特徴的な曲。 まさに言葉の魔術師。 ヨルシカの新境地とも言える挑戦的な曲だ。 楽しくもないのに「楽しい」と口にする時、 人は壊れてしまう寸前なのかもしれない。 心と言葉が一致していないことほど不…

milet『hanataba』

日曜劇場『アンチヒーロー』の主題歌。 作品と見事にマッチした主題歌だ。 「正義は見方によって変わる」 大切な人が殺されそうな場面で、その手に刃物を持っていたら、大切な人を救うために人を殺すのか。 最終話で仕切りに登場した言葉。 何が正義で、何が…

ヨルシカ『チノカテ』

テーマは夢との付き合い方。 本当に大事なものはなんなのか。 生きる上でそれを見定めないと、 本当は必要のないことに固執しながら生きることになる。 それを物悲しくもポップに歌い上げた曲だ。 その時に掲げている「夢」は、 その時は確かに何よりも大事…

あいみょん『会いに行くのに』

昭和の香り漂うメロディ。 まさに、あいみょんの真骨頂だ。 考えることが多い。 現代はあまりにも考えなければならないことが多いのだ。 だから「選択をすること」をコストと捉え、休日の過ごし方を外注するサービスが人気を博していると聞く。 どこか懐かし…

米津玄師『毎日』

これはいい。 くだらない、変わらない、 そんな毎日を愛せるだろうか。 そんな問いかけで終わる曲。 本質的な問いかけだ。 「なぜ生きるのか?」 「なぜ毎日命を繋いでいるのか?」 死ぬことが恐ろしいからか。 だから私たちは惰性で命を繋いでいるのか。 「…

ケツメイシ『ライフイズビューティフル』

苦労、苦悩、越えた自分におはよう、ハロー。 もう辛くないよ。 泣いたり悩んだりするから人生は美しい。 ここを乗り越えればきっと、 望む未来が待ち受けている。 後から振り返ればきっと、 大変だと思う今は良い思い出。 平坦な人生などない。 みんなが毎…

Mrs.GREEN APPLE『ケセラセラ』

ここを乗り越えたなら、楽になるしかない 私を愛せるのは私だけ 生まれ変わるならまた私だね 2023年にレコード大賞を獲得した曲。 まさにミセスの真骨頂。 人生を肯定的に捉えられるように、 背中を後押ししてくれる曲だ。 人生には無数の勝負点がある。 そ…

RADWIMPS『Grand Escape』

新海誠監督『天気の子』のテーマソング。 この作品自体は、テーマがあまり好きではなかったが、構成も演出も音楽も文句なしだ。 典型的な「セカイ系」作品で、ある意味では新海誠監督が大人になりきれなかった作品だと思う。 そのあたりは過去に記事にしてい…

Mrs. GREEN APPLE『Soranji』

「ありえないほどに、我らは尊い」 まさにミセスの真骨頂。 とことん人生を肯定する彼らの楽曲に励まされる若者は多いだろう。 一人一人の人生に散りばめられた宝物。 それは近くにあるはずなのに、 どうでも良い何かに目隠しをされて、 それに気がつくこと…

菅田将暉『虹』

一生そばにいるから 一生そばにいて 一生離れないように 一生懸命に 恋愛の賞味期限は3年と聞く。 それを過ぎてからは、 恋愛とはまた別の形の「愛」を育む必要があるのだ。 人は不思議なものだ。 同じ人との関係が同じように続いているのに、 その人に抱く…

Mrs.GREEN APPLE『ライラック』

アニメ『忘却バッテリー』のオープニングソング。 『青と夏』のような青春ソングかと思いきや、そこから先の未来も肯定しようという曲だった。 最後のシーンには鳥肌がたった。 まさにミセス節炸裂である。 ふとした時に思い出す。 うまくいかない時ほど突き…

あいみょん『ノット・オーケー』

昭和の香りが散りばめられた曲。 どこか懐かしく癒される。 それでいておしゃれなのだ。 まさにあいみょんの真骨頂と言っても過言ではない。 人生うまく行かない時の方が多い。 SNS全盛の時代だからさ。 誰もがキラキラ輝いているように見える。 それはいい…