「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「役者」という仕事に巣食う病理、重なる「自死」について思うこと

三浦春馬さん、芦名星さんに続いて、 竹内結子さんが亡くなったとのこと、 確定ではないが、 どうやら死因は「自死」が濃厚とのことだ。 昨年再婚をしてお子さんが生まれたばかりだという。 世間一般から見れば「幸せ絶頂」という頃だろうか。 ところが人の…

迷惑な「ポジティブちゃん」

言ってしまえば私は「ネガティブちゃん」だ。 自省的で過去のことに囚われるタイプ、 だからそれとは逆のタイプ、 「ポジティブちゃん」に対しては、 理詰めを基本姿勢としている。 「うまくいくはずだ」 「喜んでくれるはずだ」 「時が解決してくれるはずだ…

「純愛主義」と「破滅的な愛」について

『君の名は』を境にして、 現代アニメ界における代表的な監督となった新海誠氏、 先日話をしていた女性が、 「『天気の子』を見て泣きました」 そう言っていた。 私の感想は申し訳ないが、 「あれで泣けるのか」というもの、 だいぶ年下の女性、 「ジェネレ…

「文章による自己表現」は誰の精神をも解放しない

村上春樹『回転木馬のデッド・ヒート』 以下引用 少なくとも文章による自己表現は誰の精神をも解放しない。 もしそのような目的のために自己表現を志している方がおられるとしたら、 それは辞めた方がいい。 自己表現は精神を細分化するだけであり、それはど…

スポイルされていく

役割が人を形作る。 他者から要請されるものがなければ、 人はスポイルされてしまうのだ。 周りが何でもしてくれるものだから、 「幼稚的全能感」を捨てることができずに大人になって、 「できない自分」「ふがいない自分」 そういうものを受け入れることの…

天童荒太『悼む人』

直木賞受賞作、 随分前に読んだ本だが、 なぜか「読みたい」と心が問いかけてきた。 導かれるように購入し再読した。 紛れもない名作だ。 この時に読んで良かったと思う。 テーマは「死の恐怖、その根元と向き合うこと」 そんなところだろうか。 巻末の書評…

「優雅に過ごす」連休明けの朝に思うこと

雅な街「神楽坂」 所用あって、 「カフェドクリエ」でモーニングを取りながら過ごす朝だ。 「カフェドクリエ」のどこが優雅なのだ。 そんな声があるかもしれないが、 普段は朝食を簡単に済ませる私、 斜向かいにはグラサンをかけたグラマラスな美女、 それを…

「偽装結婚」ではない結婚

「そこに愛はあるんか?」 大地真央さんにそう問われたときに、 心から「あります」と言われる結婚、 全体の何割くらいがそのような結婚なのだろう。 年をとればとるほどに、 「結婚」はリスクヘッジになっていく。 条件で選んで選ばれる。 経済的に苦しいか…

「思想」のセキュリティ対策

人というものは、 ある種「洗脳」されやすいものなのだ。 環境によって千差万別、 「夏がダメだったり、セロリが好きだったり」 好き嫌いは否めないのだ。 だから周りから愛情のある言葉をかけられて育てば、 「自己肯定感」は育まれるし、 罵詈雑言を浴びせ…

魂の原風景

「魂の原風景」 ある記事を読んでいて「面白い」と感じた言葉だ。 「思想のバックボーンとなるもの」 もっと踏み込むと、 「無垢な時期」に「感動したもの」「衝撃を受けたもの」 そう言い換えられるだろうか。 【私にとっての魂の原風景】 ゲーム: 「ドラ…

「色気のある文章」を書きたい

連休に入り少し精神的に落ち着いたのだろうか。 ふと思い浮かんだ言葉、 「文章モテ」とでも言えばいいだろうか。 男女問わず人を惹きつけるような文章、 そういうものを書きたいと思う。 「色気のある文章」 なにも「官能的な表現を磨く」というのではない…

「自由」を与えられたうえで支配されたい欲求

人間だれしも、 そういう欲求を持っているのだろう。 尾崎豊『卒業』 「この支配からの卒業」 とても印象的なフレーズだ。 人は多くの場合、 生まれながらにして「庇護」にある。 その「庇護」を当たり前のように享受して、 「愛という名のおやつ」を与えら…

年を経て「被り物」は変わるけれど、 「おばさん」も「お姉さん」も女は本質的に変わらない

どこかで目にして印象に残った言葉、 「女の中身は歳をとっても変わらない」 確かに未就学の姪を見ていて感じることがある。 この年でも「女の子」なんだなって、 自分の要求を通すために、 愛想を振りまくのだ。 「自分が可愛い」ということを理解していて…

なんで相手もいないのに結婚したかったり、子供が欲しかったりするのか

時代は変わったのかもしれないけれど、 まだまだ多くの人は「結婚したい」と思っていて、 結婚したら「子供が欲しい」と思っている。 もちろんご縁だから、 望んでも結婚できなこともあるし、 結ばれても子供ができないこともある。 だけれども、 多くの人が…

「偏桃体」の暴走

「偏桃体」 不安や恐怖をつかさどる脳の器官だ。 私はパニック障害を患ったものだから、 おそらくこの辺りに問題があるのだろう。 「無意識」がそうさせるのだろうか。 夜中に目覚めると後頭部がやけにざわつくことがある。 とりあえず起きてトイレに行く。 …

「埋める」のか「盛る」のか問題

「長所を伸ばす」 平らな地面に土を盛っていく。 いわゆる「盛る」という行為、 「短所を克服する」 へこんだ地面を土で埋めて平らにしていく。 いわゆる「埋める」という行為、 「いわゆる」だなんて書いているけれど、 完全に私の思い付きだ。 生きる上で…

【2020プロ野球】スワローズが弱すぎる

スワローズが弱すぎる。 もはや閉口するほどだ。 7月までは上位争いをしていたはずなのに、 8月からは大失速、 引き分けを挟んでの5連敗、 8カード連続の負け越し、 連敗を止めてきたエース小川泰弘でも止まらず、 順調に借金を積み重ねている。 一時は首位…

頭の良い人に「それらしいこと」を言うと相手が勝手に脳内補完してくれる

「面白いな」と思ったこと、 私に大した知識がないことを聞かれたときに、 あくまでも一般論で「それらしいこと」を答えてみる。 村上春樹氏の小説のように、 知的ぶった言い回しならばなおさら良い。 すると「あたりまえやんけ」って思うような答えなのに、…

とりあえず「寄りかかってくる」女性のことを思い出した

結構前のことだ。 たまに通っていた飲み屋のイベントに誘われて、 BBQに行ったときの話、 20代前半だっただろうか。 見た目はとても可愛らしい。 そして気配りができる。 だいぶお酒は飲むようだ。 周りの話を聞くには、相手が途切れないし、 コミュニティの…

「読書」との付き合い方について

平成30年度、文化庁の調査によると、 16歳以上の国民を対象として、 月に1冊以上の読書をする割合は約53%らしい。 この数字は、 16年前の平成14年では約62%と10%ほど高かったようだが、 平成20年以降の調査ではさほど変わらないようだ。 平成30年度、 月…

男性の「若くてきれいな人が好き」ってどういうこと?

昨日は女性の好きな「優しい人」について書いた。 今回は逆の視点で考察してみる。 男性が「好きな女性のタイプ」を聞かれたときに、 「容姿」に言及することは多い。 女性にも全くないわけではないのだろうけれど、 比べるとそれは顕著だろう。 マッチング…

女性の「優しい人が好き」ってどういうこと?

「優しい人」が好き。 女性が「好みのタイプ」を問われたときに答える、 最もポピュラーな回答の一つだ。 これを言われたとなれば、 よほど穿った考えの持ち主でない限りは、 少なくとも誰もが「表面的には」うなずくことになる。 批判する要素がないのだ。 …

~芦田愛菜さんに学ぶ~「信じる」ってこと

映画『星の子』の完成イベントで、 芦田愛菜さんが「信じる」について問われて、 その回答が秀逸だった。 「裏切られたって言う人がいるけれど、 それは相手の見えなかったところが見えただけ、 それも含めて相手なんだって思って受け止める、 そんな揺るが…

セルフハンディキャッピング

いわゆる「予防線を張る」というやつ、 「あまり勉強できなかったんだよねー」だとか、 「これ苦手なやつやー」だとか、 「私バカだから」だとか、 失敗したときになるべく傷つかないように、 あらかじめ「うまくいかなくても仕方がない」って、 そんな理由…

人類の未来は「寛容」に進んでいく

今年もまた、 過去最大レベルと言われる台風が来るようだ。 前回の傷も癒えぬまま、 九州の皆さんの心中はいかばかりか。 とても想像の及ぶところではない。 被害が人命に及ばず、 最小限に収まることを祈るばかりだ。 さて、恒例になった酷暑に、 過去最大…

「人間」は生物として意味のわからない存在

「繁殖」するまでにたくさんの理由をつける。 その時点で繁殖力は大いに制限される。 つがいになるまでにかかる時間は無駄に長く、 いくつものプロセスを経てようやく一緒になる。 大抵はそのプロセスの間にうまくいかなくなる。 うまくいくまでに生物として…

「調子の悪い日」に気をつけるべきこと

何も女性の特権ではない。 男にだって「調子の悪い日」があるのだ。 ちょっとしたことでイライラしたり、 些細なことが許せなかったり、 私の場合は睡眠との関係が深いのだろう。 単純に「睡眠時間」ではないと感じた。 睡眠時間を多くとった翌日でも、 調子…

ヨルシカのアルバム『盗作』が名盤だと思う

「夜行性」 ファンがそう呼ばれる3組のアーティストたち、 「YOASOBI」 「ずっと真夜中でいいのに。」 そして「ヨルシカ」 グループ名に「夜」を入れていることや、 その少しダークな作風からそう呼ばれているようだ。 前にも記事にしたけれど、 私の推しは…

色々なことがやけにめんどくさく感じる

割と色々なことに首を突っ込んで、 人生が動いていないと気の済まない質だ。 停滞感を嫌って、 状況打破のために色々と動いてきた。 ところがここ最近、 とてもおっくうだ。 「生きていてもつまらない」 「良いことなど何もない」 実際はそんなこともないの…

8月を振り返って

いつもよりも長く居座った、 そんなわがままな今年の梅雨、 それが終わりを告げた途端に、 間を置かず主役に躍り出る厳しい猛暑、 「梅雨」に焦らされたものだから、 「待ってました」とばかりに照り付ける日差し、 それに悪戦苦闘しながらも、 空を見上げる…