「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「損をしたくない」がモンスターを生む

このようなご時世だから、 様々な批判はあれど政府は手厚く支援策を打ち出している。 もちろん十分な人、そうでない人、 それぞれだ。 代表的なものが給付金、 個人や企業に対して国が税金から援助をする。 忘れてはいけないのは「税金から」という事、 今後…

与えられた自由に耐えられる一人でありたい

ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』 光文社の亀山訳で読んでいる。 昔一度挫折した記憶があるけれど、 この訳は現代的でとても読みやすい。 第2巻の中で次男イワンが、 三男アレクセイに自作小説のことを語るシーン、 腐敗した教会の権力者、 その葛藤…

「時の洗礼」と「今を生きる」ということについて

村上春樹『ノルウェイの森』 私のバイブルと言ってもいい本の一つだ。 その中で主人公の先輩である永沢さんの一言 「俺は時の洗礼を受けてないものを読んで、 貴重な時間を無駄に費やしたくないんだ。人生は短い」 「バイブル」と書きながらも、 この言葉に…

「童貞仲間」が結婚した話

「童貞仲間」 とは言っても、 彼は周りにカミングアウトしていたが、 私は彼にカミングアウトしていないから、 「仲間」というのもおこがましいのだけれども、 (まあ薄々気が付いているだろうけど、 それでも私に恋愛相談をするのだから面白い) 少し年下の後…

「生理的に無理」という感情の作り方

テレワークが懐かしい。 実に平和だった。 ブログの内容を振り返ってみてもわかる。 「時間を持て余すこと」 それが悩みだったくらいだ。 ここ最近の記事は、 とても私のブログらしいといえばらしいのだが、 心がささくれ立っていることを否応なしに感じてし…

私は女性と懇意になることを望んでいないのかもしれない

またもチャンスが巡ってきた。 もう何度目だろうか。 そのたびに嫌気がさしている自分がいる。 これは本質的な嫌悪なのか。 それとも「自信の無さ」からくるものなのか。 元同僚の20代年下女子、 ちょうど1年くらい前に2人で食事に行った。 運動神経は特によ…

ちょうど1年前の今日、私は恋に落ちました

6月24日、 去年1年間で唯一楽しかった1か月、 その始まりがこの日だった。 「思い出はいつの日も雨」 サザンオールスターズの『TSUNAMI』 それを地で行くような日々だった。 アプリでの婚活、 「こんなに話しやすい人がいるのか」 おそらくお互いにそう感じ…

自分を「不幸」だと思っている人ほど「不幸」にしがみつく

「それ見たことか。やっぱり私って不幸でしょ?」って、 「不幸」であることがどこか嬉しそう。 自分で自分の価値を認めてあげられないものだから、 「不幸」であることにアイデンティティを求めるのだ。 名著『カラマーゾフの兄弟』 「まず第一に自分の人生…

【プロ野球2020】セ・リーグ開幕3連戦を終えて

率直に思うのが、 「野球のある日常っていいな」ということ、 むしろテレビで見る分には無観客の方が臨場感がある。 普段は声援で聞こえないけれども、 こんなにもベンチから声が飛んでいるのだ。 無機質ではなくチームスポーツ、 そういうことを実感できる…

結婚をステータスにして不倫を助長するような社会

※長文です。 大きく話題になった不倫報道、 「欲望」は肥大化して、 どこまで大きくなるのだろう。 「結婚」は「恋愛」の終着点ではない。 なんだかそんなことが証明されてしまったみたいだ。 もちろん家庭でどうかはしらない。 夫婦は好き嫌いだけでは語れ…

King Gnu『白日』にインスパイアされてみた

犯した過ち、 変えることのできない過去、 人はそれに蓋をして、 何事もなかったかのように振舞いながら、 日々を過ごしている。 だけれども、 他の誰もが知らなくても、 自分だけは知っているのだ。 そしてそれは心に深く、 楔を打つ、 それを抜かない限り…

今日いよいよプロ野球が開幕する

久々の野球記事、 3か月近く遅れて、 いよいよプロ野球が開幕となる。 従来の143試合から23試合短縮しての120試合、 セ・パ交流戦やオールスターゲームは中止、 クライマックスシリーズは中止の見込みとなる。 無観客から始まり、 順調であれば徐々に観客を…

スキル

人間生まれ持って不平等なもので、 環境によって生きるために必要とされるスキルは大きく異なる。 「望む人生」 それを手に入れるための道のりは、 距離も険しさも人それぞれ、 経済的に恵まれていれば、 十分な教育を受けて舗装された道を進むことができる…

3蜜

「密」ならぬ「蜜」 3つの蜜、 「風呂上がりのハーゲンダッツ」 「責任を持たなくてもいい関係」 「人の別れ話」 ドロドロした至福、 否、私腹を肥やすための道具、 2つ目の「蜜」 私には縁のない話だけれども、 1億円の年収を捨ててでも手に入れたいくらい…

コントロールしようとしすぎるからうまくいかない

どちらかといえば、 私は自分の生活をコントロールしたがるタイプだ。 ミニマリストではないけれど、 色々なことを最適化して、 うまく回していることに喜びを感じるタイプ、 だけれども、 その範囲に収まることと収まらないことがある。 平たく言えば、 「…

幸せになるためのスタート地点

お金ってものは「保険」 世界中のすべての人たちが、 「その日暮らし」に夢中になって、 必要以上にお金を増やすことや、 将来に向けての貯蓄を止めたら、 幸せの総量は増えるのだろう。 少なくとも「今この瞬間」は、 多くの幸せを感じられるのかもしれない…

「かわいい」って言葉は女性のことをどこか下に見ているのかな

「かわいい」って、 女性に対して思うことがある。 その「かわいい」の正体、 それって自分より下に見ているから出る言葉なのかな。 子供に対しての「かわいい」 おそらく大人の女性に対しての「かわいい」と、 大差のない感情から発する言葉だろう。 私はフ…

「好き」ほど不確かなものはないけれど「嫌い」ほど確かなものはない

「好き」が「嫌い」に変わるのは簡単だ。 だけれどもその逆は簡単ではない。 人は脅威に対しては身構える。 だから一度「存在を脅かすもの」 そう認識してしまうと、 その評価を覆すには余程のことが必要、 「好き」 その感情の根っこにあるもの、 「居心地…

老後にばかりお金を使っている

私はだいぶ堅実な生活をしている。 少なくとも経済的には、 先のことばかり考えているのかな。 いつまで生きているのかもわからないのにね。 アプリで家計簿をつけながら、 クレジットの明細なんかとにらめっこして、 普段はあまりお金のかからない生活をし…

映画『3月のライオン』前・後編を見た

藤井聡太七段の躍進が話題になっている。 「天才棋士」 そう呼ばれる裏にある苦悩、 そんなものを薄暗くかつ鮮やかに描いている。 そのコントラストは見事だ。 「苦悩を突き抜けて歓喜に至れ」 ベートーヴェンの生涯を表す名言、 そんな印象の作品だった。 …

だから僕はPayPayをやめた、いや、やめそう

3月までは結構なヘビーユーザーとして使っていた。 だけれども、ふと履歴を見てみると、 4月,5月は決済が一度もなかった。 もちろん自粛で外食をしなかったこともある。 だけれども、 一番大きな原因は先日記事にしたこれ、 tureture30.hatenadiary.jp 還元…

7月からのコンビニレジ袋有料化について思うこと

すでに有料化をしている店が増えているけれど、 7月からはコンビニ大手3社も有料化するらしい。 「環境に対する配慮」という形で、 国の方針を機にするとのことだ。 基準をクリアしたレジ袋を使用するので、 本来であれば有料化しなくても良いそうなのだけれ…

眠れない夜を乗り越えた数だけ強くなれる

「ポジティブな言葉が湧いてくる」 なぜだろう。 今の私がそうだ。 先日ふと勃発した眠れない夜、 そいつを乗り越えたからか。 「眠れない夜を乗り越えた数だけ強くなれる」 「涙の数だけ」とほぼ同義だろうけれど、 私はそう思っている。 だから眠れない夜…

ブログ継続更新日数を確認する方法

先日書いた記事が反響を呼んでいるみたいで、 色々な方に言及していただきました。 tureture30.hatenadiary.jp のムのムさん(id:tukkoman)に気になるブクマコメを頂いていたので調べてみました。 すると、 確かに確認することができました。 手順 PCモードの…

数字依存症

数字の積み重ねには魔力がある。 それを基準にして、 人は前に進んでいる気になれるのだ。 ここ最近は、 数字ばかりにこだわっているような気がする。 自分の生活を管理しすぎて窮屈に感じることがある。 確かに「可視化」によるメリットは少なくない。 だけ…

男女のことは当事者にしかわからない

「恋愛感情」ってやつは厄介なものだから、 いともたやすく不合理を受け入れる理由になる。 こんな記事を見た。 仕事をやめてパチプロになる夫、 うつになってまでそれを支える妻、 とても良かった夫婦仲に亀裂が入る。 それでも妻は別れる気はないという。 …

ブログ継続更新日数が消えている

6月からでしょうか。 私の目につく範囲では誰も触れていないので、 気がつかなかったのですが、 いつからかプロフィール画面の「継続更新日数」が消えています。 私だけかと思い、 他の方のものを確認しましたが、 同じように消えていました。 仕様変更とい…

心のリハビリ

自粛、自粛って、 ぬるま湯にばかり浸かっていたものだから、 心を動かすためのリハビリが必要だ。 急に大きく動かすとその反動で、 一日を終えてから家の扉を閉じた途端に、 ドッと疲れが押し寄せてくる。 少しずつ、少しずつ、 ほんの少しずつでいい。 疲…

「好きにしていいよ」って、これ以上ないくらいの信頼の言葉

仕事を任されるときの「好きにしていいよ」 「こいつに任せればうまくやってくれる」 そんな信頼の証だ。 「自分の将来は自分で決める 」 そんな啖呵を切った後にかけられる、 親からの「好きにしていいよ」 「もうこの子は一人でもやっていけるな」 そんな…

私とジブリ作品

少なくともDVD化されたジブリ作品はすべて見ている。 そして私の理想の女性像は「風の谷のあの人」だ。 そう伝えると、 「私の理想の男性像はパズーなの」って、 そう返してくれた女性がいたな。 とても素敵な返しだった。 自然と連絡は途切れてしまったけれ…