「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

2019-07-01から1ヶ月間の記事一覧

婚活というもの

脱力感がつよい。 抑うつ状態と言ってもいいのかもしれない。 手足が重くて動くのも億劫だ。 ストレスからか胃腸の調子まで悪い。 手先が痺れる。 自律神経がバカになっているのだろう。 「指先から始まる恋」 はじめは抵抗があった。 条件で選んで選ばれる…

惚れさせる自信

自分といて楽しいと思ってもらえること、 そんな雰囲気を恥ずかしがらずに演出すること、 そういう事ができるかどうか、 ほとんどの人は日常に疲れている。 だから「特別な時間」を求めている。 二人で合う時間が、 そんな「特別な時間」であれば、 自然と心…

梅雨明け

「思い出はいつの日も雨」 サザンオールスターズ『TSUNAMI』 会った2回はどちらも雨だった。 それも降ったり止んだりの優柔不断な空模様、 「私は優柔不断なの」 その雨空は、 そう言っていた彼女の心そのものだった。 気持ちを伝えた時も、 「また降ってき…

ひまわり

自分の欲求に正直に、 まっすぐにおひさまの光を求めて高く咲く。 そんなひまわりが好きだ。 「自分が一番きれいに咲くんだ」って、 競うようにして、 高く、高く背伸びする。 その目に映るのはただ一つ、 一番高くに光り輝くおひさまだけ、 だから、 ひまわ…

女の方がずっと強い

女の涙は武器、 ほとんどの女性はそれをわかっている。 男がいなくても生きていけるけれども、 男に守られている方が楽だから、 守られるように仕向けている。 「暴力は最低」だという社会規範を作った上で、 言葉や態度での暴力は巧妙かつ効果的、 感嘆に値…

もう奇跡なんていらない

自尊感情は地に落ち続ける。 底が見えたと思ってもさらに底がある。 「女性と結ばれる」 私のその点においての能力は、 おそらく人間の枠を超えて、 全生物中でも最低クラスだろう。 犬も猫も鳥も魚も虫だって、 つがいになる。 私は独り、 機会を求めずに結…

お断りされました

たくさんのコメントありがとうございました。 本日お断りのご連絡をいただきました。 難しいものです。 清々しいくらい爽やかにお断りをされました。 おかげで次に進めます。 なんか違ったみたいです。 わたし、 わたしも思ってたのと違った。 おんな怖い。

気まぐれちゃん

会っているときは、 「会えることが楽しみだから一日頑張れた」だとか、 「いっぱいデートしよう」だとか、 「私の癒しになってね」だとか、 「支え合っていける人だと思う」だとか、 「尊敬できる人」だとか、 調子のいいことばかり言うけれど、 態度からは…

気持ちを差し出し合うということ

関係が進むごとに、 差し出す気持ちの量は大きくなる。 友達、恋人、夫婦、 先に進むたびに相手に生活を委ねるようになる。 だから気持ちにたくさんの尾ひれがついて、 愛だの恋だのに留まらず、 怒りや不満、憤りといったものに及ぶ。 過ごした時の長さに比…

なんて日だ!

悪いことって重なるもの、 よりにもよって、 嫌いなあいつと席を同じくしないといけない日に、 持っていた傘が壊れていて、 突然の雨でびしょ濡れ、 そういうときに限って、 電車は遅れるし、足は踏まれるし、 信号のめぐり合わせが奇跡的に悪かったりする。…

コスパ

私は人よりコストパフォーマンスを気にする質、 価値判断の基準として、 とても好んでそれを用いる。 安くて美味しいお店、 服にしても、家電にしても、 もしかしたら人付き合いにしても、 だけれどもそれに当てはまらないものがある。 それは「経験」という…

頭の中が忙しい人

ある種の発達障害的な要素なのかもしれない。 それと同時に才能と言えるものなのかもしれない。 常にあれこれ考えを巡らせて、 先のことやら過去のこと、 シュミレートしたり掘り起こしたり、 感情は目まぐるしく移り変わり、 それをコントロールするにも一…

最低賃金問題

珍しく時事問題について書く。 最低賃金問題、 年金問題と並び、 野党が選挙の争点にしたがっている様子、 国民の不安を煽るやり方、 結局はどこまで行っても利権争い。 まあ、それは置いておいて、 最低賃金が上がるのは大いに結構、 問題なのは上がる人達…

慣れない気持ちの反動

「好き」という気持ちに慣れていないものだから、 なんだか消耗が激しいのかもしれない。 体が不安要素と認識して、 アラートを鳴らしているのか。 とっても疲れてしまう。 こじらせすぎると本当に良いことないな。 嬉しくて楽しくて、 そんな期間のはずなの…

幸せと不安は同居するもの

「好き」と思える人と出会えたから、 幸せで満ち溢れているはずなのに、 それと同時に去来する感情、 「不安」 ずっと一緒にいられるのかな? ずっと支え合っていけるのかな? 環境が変わることになっても大丈夫かな? どんなに幸せに包まれていても、 人は…

生活を整えないといけないな

周りで大きくことが動いているから、 少し気持ちやら状況を整理しないといけない。 疲れが溜まっている。 とっても、 大きく動いたから、 その後始末にも大きな労を要する。 3連休は遊び倒した。 体は結構きつかったけれども、 少し無理をして、 ここ最近は…

村田沙耶香

最近よく手に取る作家、 村田沙耶香さん、 芥川賞作『コンビニ人間』は、 随分前に一度記事にした。 tureture30.hatenadiary.jp 彼女の作品は一言で言えば、 「強烈」 読後にとても強烈な印象を残してくれる。 主人公は「世界」を「社会」というフィルターを…

400の記事を書いて

昨日で400個目の記事、 300の時に書いた記事を読み返してみると、 本当に精神的にどん底だったのだと思う。 少し光が見えたのがこの300の辺り、 tureture30.hatenadiary.jp どんなつもりかもわからない、 離れたくても距離を置けない、 そんな呪縛に心をかき…

覚悟が足りない

気になるお相手とお会いしてきました。 とてもいい雰囲気、 話せる時間は短かったけれど、 聞きたいことを聞いて、 病気のことも伝えた。 環境面で少しハードルが高いことはわかった。 それでも先に進みたいから、 しっかりと気持ちを伝えた。 「付き合って…

数分ずれていたら死んでいたかもしれない

少し大きく取り上げられていたけれど、 最近起きたある事故に巻き込まれていたかもしれない。 場所は私の通勤経路だった。 その日もそこを通った。 しかも事故の数分後に、 その時は何か凄いことになっているなぁと、 ただチラ見しながら通り過ぎたけれど、 …

白いのが混じってきた

髪の話、 ホントにここ最近、 前髪に数本、 もみあげにまで1本、 目立つところに生えてきたなぁ。 せっかく20代のお嬢さんと色恋できそうなのに、 体は立派なおっさんみたい。 お相手の無邪気な姿に触れると、 年の差を感じてしまう。 若い頃は、 「落ち着い…

電話してもいいですか?

突然の申し出だった。 まさかの提案に戸惑った。 嫌な予感しかしない。 またか。 いつだってうまくいかない。 「申し訳ないけれど、もう会うのをやめましょう」って、 そんな結末が頭をよぎる。 わざわざ電話でなんて律儀なことで・・・ 「何時ごろにします…

「むずかしい」という便利な言葉

「正義」に絶対はないものだから、 善悪の判断に困るトピックスに直面すると、 人は「むずかしい」という言葉を使う。 「むずかしい」 判断が難しいということ、 「むずかしい」 難解で理解が及ばないということ、 そうやって断定しないこともまた、 思いや…

心の距離

「冷たいのと温かいのがあります」 「じゃあ、冷たいほうで、」 「じゃあ、私は温かいほうで、」 些細な連れ違い。 それすらも大きく感じてしまうほど、 心の距離は離れてしまう。 わからないくらいの速度で、 ゆっくりと離れていく。 人の心は難しい。 「は…

相性の良い人

「人間なんてみんなどこかちょっとずつおかしい」 新海誠監督の映画『言の葉の庭』でのセリフ そのおかしなところを見せ合って、 時には出っ張ったところをぶつけ合って、 それでも居心地がいいかどうか。 体験したことを自然と共有できるかどうか。 これま…

自分の価値を信じるということ

私は恋愛が苦手だ。 熱しにくいし行動を起こす勇気がない。 おまけに何の巡り合せか、 奇跡的にすれ違うことばかり、 そういう経験を積み重ねてしまうと、 「恋愛」という一側面に引っ張られて、 自分のすべてを信じられなくなってしまう。 「私の持っている…

「性」を飛び越えて

少し「婚活」にお熱なものだから、 色々な女性と話をする機会を得ている。 その中で感じたこと、 ある人は、 「私は男の人が嫌い。 だけれども家族の大切さを感じた出来事があって、 だから婚活を始めた」 そう言っていた。 仕事は充実していて、 生活には何…

愛の言葉

「かたち」は色々あるけれど、 「好き」の気持ちがこもっていれば、 それは例外なく愛の言葉、 「忙しいよね。体は大丈夫?」から、 「私と一緒にいると不幸になってしまうよ」まで、 愛の「かたち」というものは色々ある。 「かたち」の捉え方が違うから、 …

適温

「良いものを作りたい」 そこを重視する人はエンジニア気質、 「あるべきものがあるべきところに収まっている」 そこを重視する人はマネージャー基質、 基本的には両立を目指すのだけれども、 切羽詰まってくるとどちらかに偏る。 私は明らかに後者、 「うま…

人は自分が体験したことを信仰している

「あなたの信仰はなんですか?」 そう聞かれたときに、 多くの日本人は「ありません」と、 そう答えるだろう。 だけれども、 信じる度合いはともかくとして、 「信仰していること」は必ずある。 「自分が体験したこと」 人はそれを信じて生きている。 「この…