「プレゼンカ(ぷれぜんか)」とはなんのことか。
タイトルを見てそう感じた人もいるかもしれないが、「プレゼンカ」ではない。
プレゼンテーションをする力のこと。
即ち「プレゼン力」だ。
字面だけを見るとなんともわかりにくい。
それはさておき、私にはプレゼンをする力が不足している。
講義や講座など、自らの知識を人にわかりやすく伝えることならば、それなりに場数を踏んできたので、ある程度自信はある。
しかし、自らのスキルであったり、自らが良いと思っている製品、チームの考え方をまとめた結果、それを魅力的に伝えるための力。
そういうスキルは不足している。
要は「魅力」を伝えることが苦手なのだ。
極端な話、プレゼンの上手い人というのは、自分が魅力を感じていない対象をも、魅力的に伝えることができる。
場を盛り上げるためにアドリブでおどけてみたり、視線を集めるための間の取り方に工夫があったりと、自分の話を人に聞かせるためのスキルに長けているのだ。
短い時間を無駄にせず、必要なことのみをドカンと相手の心に残して去っていく。
そんなインパクトを生み出す力は、私にはないものだ。
それを得るためには、場数を踏まなければならないのだろうか。
それは間違いないけれども、効率的にプレゼン力を身につけたい。
些細な日常も学びに変えていかなければならない。
妻や友人に何かを説明するときにも、わかりやすく説明できることを心がければ、それもまた場数の一つに数えられるのだ。
もう少し主体的に生きよう。
「やらされ感」に苛まれないように気をつけよう。