ここ最近の私は、頭の中を整理するように、思いついた言葉を話す中で、相手に言葉の取捨選択を委ねることが多い。
自分に発言力がある場所ならば、それでも良いのだけれども、そうではない場所では、相手を荒立たせてしまうこともある。
甘えられる環境で過ごす時間が多かったから、頭の中で話をまとめてから発言をする能力が足りないのかもしれない。
そうなると私の場合は、もっと言葉を吟味する必要があるのだろう。
結論を先に述べてから、相手に必要な情報のみを伝える。
そういう力が求められるのだ。
環境が変われば、求められる能力も変わってくる。
それに合わせて自らを磨いていかなければならないのだ。
その繰り返しの中でしか、どこでも通用する力など身につかない。
狭い範囲だけで通用する力はリスクとなる。
それに「これで良い」と過信につながる恐れもある。
人間性の幅を確保するためにも、いろんな場所に飛び込んで、そこで適応できる力を身につけたいと思う。
私は会話の中で余計なことを話している。
それが今のビジネスマンでの課題だ。
前にも記事にしたが、ビジネス会話とプライベートでの会話では目的が違う。
TPOに合わせてそれを使い分けなければならないのだ。
これまではなんとなく行なっていたが、会話というものは、なんとも難しいものだ。
そう気づくことができたからこそ、まだまだ私には伸び代があるのかもしれない。
まだまだ、私は私のことを諦めてはいない。
それを喜ばしいと捉えて、前に進めるうちに進んでいくべきなのだろう。
「これくらいで良いや」
いわゆるミッドナイトクライシス。
そういう年齢に差し掛かってきたのかもしれない。
あまり新しいことに対する気力が湧いてこないのだ。
まだまだ手足が動くうちに力をつけておきたい。
おそらく私はいくつになっても動き続けられるような超人ではない。
だから、動くことのできるうちに貯金をしておく。
いまはまだ、そういう期間なのだ。