「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

演説の上手い人

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先日、ある政治家の演説を聞いていて、

ものすごく話が上手いことに驚いた。

 

聴衆の求めていることを的確に捉えて、

それをわかりやすくかつ、自分を応援することで、それが叶えられることを具体的な事例を挙げて説明する。

それはそれは素晴らしい演説だった。

 

その中で感じた「コツ」のようなものについて話したい。

 

まずは、爽やかで清潔感があり、話し方が希望と自信にあふれていること。

話して本人に魅力がなければ、どんなにいい話をしても聴衆の足は止まらない。

「見た目」も大事なのだ。

 

そして、人はお得な情報に弱い。

「この人の話を聞くことで、自分に得をするものがある」

そう思わせないと、たとえ足が止まったとしても、続けて話を聞こうとは思わない。

 

だから、そういった情報をうまく織り交ぜて、

自分の話に興味を持たせることが必要なのだ。

 

原稿を読んでいるだけでは伝わらない。

その人本来の持つ人間性

その個性の中に人の魅力は詰まっている。

結局、人間性というものは、話や仕草にわかりやすく出るのだ。

 

話を聞く側が注意深く観察していれば、

おおよそ相手の人となりや能力の高は判断できる。

 

あとは、聞く側がどれだけ真剣に耳を傾けるかどうかの話。

政治家とは、ある意味では自分たちの生活を任せる人だ。

 

それを選ぶために民衆の勝ち取った権利が選挙である。

またも残念な事件が起きたみたいだが、暴力により、民主主義の根幹を揺るがすような行為は、歴史に対する冒涜である。

 

自らの人生に不満があるからといって、

それを政治のせいにしたところで、何も変わらない。

 

不満だけを口にする惨めな人生から抜け出したいのであれば、真剣な目を持って、政治に参加しなければならないのだ。

 

口八丁ではなく、地位や名誉や金銭を求めたものでもなく、志を持って民衆のために働く政治が、今ほど求められている時はない。