1本目のトップバッターから決勝進出!
そこから決勝でもトップバッターで爆笑を起こし、そのまま優勝!
1本目のトップバッターから優勝は「中川家」に続いて史上2人目の快挙とのことです。
面白かったですね。
1本目は「ヤーレンズ」の方が面白かったと思いますが、松本人志さんのおっしゃった通り、決勝に面白いネタを残していたのは「令和ロマン」だったのでしょう。
Wikipediaによると慶應大学卒業と中退のインテリな2人。
大学の先輩後輩に当たる関係で、大学のお笑いサークルが結成のきっかけだったそうです。
私はあまり知らなかったのですが、大会前から実力を高く評価されており、優勝候補との呼び声も高かったようですね。
とくに、高比良くるまさんは、その佇まいからただものではない雰囲気を醸し出しており、霜降り明星の粗品さんを彷彿とさせるような、我が道を突き進む強さを感じます。
確かな実力をもとに、満を持しての初の決勝の舞台で、ここまで鮮やかに笑いをとる2人の可能性は計り知れませんね。
ここから2人がお茶の間に登場する機会は日を追って増えてくることでしょう。
一つ気になったのは、審査員がネタを悪く言うことがほとんどなかったことです。
最後の山田邦子さんの「さや香」に対する一言のように、それを笑いに変えてくれて救われると言うことはあると思うのですよね。
今の時代は、下手なことを言うとすぐに炎上しますからね。
しかし、審査員がポリコレを意識しすぎるあまり、言いたいことを言えないようでは、反骨心が生まれないような気がします。
自分の「推し」を自分と同化させるくらいに入れ込んで、「推し」が批判されると自分が批判されたような気持ちになり激昂する。
世の中はそういう方向に進んでいますが、自分固有のアイデンティティを他人に求めすぎるのはいかがなものか。
だからこそ、圧倒的な個性に注目が集まり、それを発揮できる人ではないと、賞レースのトップに立つことはできないのかもしれませんね。
難しい時代を鮮やかに駆け上る。
そんな「令和ロマン」の2人の活躍が楽しみです。
本当に笑いました。