二度続いた台風。
主にその影響で、日本列島の天気は大荒れだ。
これは毎年の風物詩となるのだろうか。
「非常に強い勢力」と呼ばれる台風が多発している。
お盆を直撃したものだから、旅行や帰省を断念したという声を聞く。
私は相変わらず働いているから関係ないのだけれども、当事者たちにとってはたまったものではないだろう。
コロナ禍による自粛が完全に解除されて初めての夏休み。
行楽地はどこも大盛況だったようだ。
各地で祭りや花火大会が大々的に催されて、日常を取り戻したかのように見えた矢先の台風だった。
もしかしたら、今は人類が安全に過ごすことのできる瀬戸際なのかもしれない。
パンデミックの先に待ち受けていたもう一つの試練。
それが天候との戦いなのかもしれない。
世界的に記録的な暑さやハリケーンによる被害は拡大している。
少し前までの夏とは全くの別物なのだ。
「危険な暑さ」「非常に強い勢力の台風」
パンデミックと同じように、今度は天候による影響で、自粛生活が始まるのかもしれない。
電力会社の収益は鰻登りだ。
経営状態が苦しいことを理由とした電気料金の値上げをしたはずなのに、軒並み過去最高益を叩き出しているようだ。
値上げ分を税金で賄っている状況。
話は逸れるが、今度は少子化対策を名目にブライダル業界に対する補助をするらしい。
まさに誘致したもの勝ちだ。
電気代と同じように、物価高を理由に結婚式大を値上げして、その分を税金で賄い、業界が潤う流れになることは目に見えている。
努力した結果として収入が上がっても、その分税金として引かれていく。
それならば、そこそこ努力をして、そこそこの収入に留まる方が得だ。
堅実な若者たちの間では、コスパの良い選択として、昇進を望まない風潮が強くなる。
経営者ならばともかく、サラリーマンとして会社から評価されることの価値が低くなっている。
不安定な時代だ。
汎用的なスキルに人気が集中するのもわかる。
世界はどのように変わっていくのだろうか。
それに合わせて、私たちも変わっていかなければならないのだ。