日本時間の本日am2時に、新型iPhoneである iPhone14が発表された。
事前情報の通り、半導体不足からか、過去一番と言ってもいいほどのマイナーチェンジに終わる。
コモディティ化が進んだ結果なのか。
それとも資源の問題なのか。
それはわからないけれど、買い替えを予定していた私としては「がっかり」の一言である。
定価はiPhone13から2万円ほど上がる。
しかし、目立った機能追加はなく、緊急時に圏外でも衛星の電波を使えるといった「保険」のような要素くらいしかない。
性能にしても、エントリーモデルでは据え置きのCPUを使用している。
カメラ性能も「夜景に強くなった」と謳う程度で大きな性能アップはなし。
これでは1年待った甲斐が全くない。
それならば、安価なiPhone13を買うかと思っても、新作発表による値下げ幅は、7月の値上げ幅より小さく、実質的な値上げ状態は変わらない。
これならば、わざわざ前作を買おうとは思わない。
私がiPhoneに費やした1年はなんだったのだろうか。
全くもって、去年買い替えた方が良かった。
そういう結論になる。
もしかしたらこれから先も、しばらくはマイナーチェンジが続くのかもしれない。
iPhone13に対してもマイナーチェンジだと感じていた。
そして、iPhone14は、さらにマイナーチェンジだった。
Lightningの廃止は2024年までにすると言われているから、次作はそこにメスが入る可能性はある。
それならば、もう一年待つか、と考えたいところだが、4年使った私のiPhoneXRだ。
ここ最近は、わかりやすくバッテリーの持ちが悪くなっている。
そうなると、メジャーアップデートを行なったiPhone14 Proに買い換えるという選択肢がリアルになってくる。
しかし、あまりにも高い価格がそれを踏み出し止まらせる。
さすがにiPhoneに15万円は出せない。
しばらく葛藤は続くのだろう。
円安が私に対して最も大きな影響を与えた瞬間かもしれない。
iPhoneを通して、円安を実感する私。
なんとも世知辛い。
私とiPhoneの買い替え時期は、
いつも相性が悪いのだ。
これならば、キャリアの言いなりで思考停止をして、2年ごとに買い替えをしていた方が、煩わしく思わずに最新機種を使うことができたかもしれない。
とても楽しみにしていたのに、
もう買い換えるのはやめようかな。