じわじわと値上げの波がきているということか。
たまにふらっとよって何かを買おうとコンビニに入るが、最近は買うことを躊躇する。
100円〜130円ほどだったアイスは150円以上がデフォルトになり、パンやおにぎりも軒並み20〜30円ほど値上げしている。
これならば、ランチをパン2つと野菜ジュースで済ませようとすると、大体500円〜600円ほどになる。
それならば、コンビニではないところでお弁当を買った方が安い。
こうして、コンビニに行く頻度自体が下がるのだ。
「まいばすけっと」が驚くほど店舗数を増やしている。
スーパーとコンビニのいいとこ取りのような業態。
そこに需要があるということだから、おそらく私が思っているようなことを皆さんも思っているのだろう。
もはや「コンビニは高級店」
そう認識される日が来るのかもしれない。
そして、どんどん店舗数を減らして、成城石井のように、駅の中にだけ存在するような時代が来るのかもしれない。
賃金はさほど上がらずに、物価ばかりが上がっていく時代。
価格を抑える方向で企業努力を続けてきた日本に限界がきているのかもしれない。
どこまで続くのだろうか。
輸入に頼っている限り、値上げした分の対価はどんどん海外に流れていく。
しかし、輸出できるような技術は先細っている。
日本に期待できる、世界をリードできるような産業は、新燃料くらいだろうか。
そこにとにかく公金を投入して、国としての豊かさを取り戻さなければ、国は先細っていく一方だ。
コンビニに寄るたびに、そんなことばかりを考えていたら、体がもたないな。