アニメ『葬送のフリーレン』の新しいオープニングテーマだ。
この急にテンポが変わる疾走感がヨルシカの魅力。
『春泥棒』を彷彿とさせる爽やかで暖かい楽曲だ。
詩的な歌詞がスッと心に入ってくる。
日本語の使い方が非常に上手い。
さすがヨルシカだ。
『葬送のフリーレン』は面白い。
人生が長くなればなるほどに、時間に対する執着は薄れていく。
永遠を生きるフリーレンにとって、人はすぐに死んでしまう存在に映るようだ。
だけれども、人と一緒に過ごした経験は、フリーレンにとってかけがえのないものに変わっていく。
人生には意味があるのだ。
そういう希望が詰まった作品だからこそ、読者に支持されるのだろう。
私もその希望を信じて前に進みたい。
ヨルシカ『晴る』