まだ全てを見てはいませんが、
今クールで一番面白いドラマだと思います。
便利な世の中になったもので、
設定をすれば全てのドラマを自動で録画してくれます。
ここ2年くらいは撮り溜めしたドラマをまとめて見るのが趣味の一つ、
一話で見なくなるものも多いですが、
グッドドクターの概要ですが、
主人公が自閉症でサバン症候群の医師というエキセントリックな設定から、
医療に求められるものは何かを問いかけます。
前クールのブラックペアンとは対極をいく作品、
一つの価値観として、
命を救うことが医療の仕事、
逆に命を救えなければ医療の価値はない。
かたや、
患者に寄り添うことが医療の仕事、
命を救うことを前提とするが、
命に寄り添う事に価値がある。
とする価値観、
プライベートに関わりまくり、
現実ではそこまでしていたら、
医療従事者の生活に支障をきたします。
介護福祉と医療の盾分けは、
今後ますます進むでしょう。
少子高齢化が進む世相、
患者の激増、
医療に求められる役割は技術に寄って来ているのかもしれません。
自分の心を守るために仕事と割り切ること、
もちろん誰しもにその権利はあります。
加えて医療従事者の熱意は素晴らしいです。
全ての仕事について言える事かもしれませんが、
そこを割り切るか否かの葛藤の中に、
生きがいがあるのかもしれません。
頭ではわかっていても、
迷わず「割り切れ」とは言えない自分がどこかにいます。