「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「思想」のセキュリティ対策

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人というものは、

ある種「洗脳」されやすいものなのだ。


環境によって千差万別、

「夏がダメだったり、セロリが好きだったり」

好き嫌いは否めないのだ。


だから周りから愛情のある言葉をかけられて育てば、

「自己肯定感」は育まれるし、


罵詈雑言を浴びせられて育てば、

「攻撃的」になりがち、


大人になったから、

自分の意思で物事を判断しているつもりになっているけれど、

それって年を重ねたところで、

本質的にはあまり変わらないんじゃないかな。


「ネットワークの発達」により世界は繋がった。

だからこそ気を付けなければならない。


「検索」という行為は、

「意思」が「ある」ようで「ない」のだ。


きっかけはもちろん「意思」から生まれるのだろう。


だけれども「検索」

その作業自体はただの流れ作業だ。


流されるように情報に触れていって、

なんとなく「マジョリティ」に引き寄せられていく。


そうやって「世論」というものが形成される。


ステマ」なんて常套手段、

見えないところで当たり前のように横行しているのだ。


そして「意思のある検索」

関心事に答えを探して「検索」をする場合、


その場合は、

なおさら気をつけるべきだ。


人は自分の望む情報にばかりアクセスする。

自然と「情報」は偏るのだ。


「Aが正しくBが間違っている」という人もいれば、

世の中にはその真逆の主張をする人だっている。


だから自分の主張が「A」に寄っていれば、

調べれば調べるほどに「A」へと寄っていくのだ。


「自分は正しいんだ」って、

カオナシたちの言葉に後押しされて、

しまいには「A」が正義で「B」は悪だ。


そう主張して周りを顧みない、

そんなモンスターになってしまうこともある。


気を付けなければならない。


人は触れる「言葉」によって、

「思想」は大きく変えたり、

暴走させたりするのだ。


だから気持ちに従うばかりではなく、

「軸」を持つこと、

そして自分の中で「一線」を引くこと、


価値観のアップデートは必要だけれども、

アップデートの対象としない基幹部分、

そこに対するセキュリティは重要なのだ。


大事な部分に簡単に入り込まれてしまったら、

思想そのものをハッキングされてしまう。


「一線」を越えるような「言葉」は受け付けない。

心を動かしてやる必要なんてない。


それが「思想」のセキュリティ対策だ。

 

商談のみならず、

就活や婚活まで、


これからの時代は、

より一層、画面越しの情報に触れることになる。

そしてそれが大きな意味を持つ機会も増えるだろう。


セキュリティ対策はしっかりしておかないといけない。