人というものは、
ある種「洗脳」されやすいものなのだ。
環境によって千差万別、
「夏がダメだったり、セロリが好きだったり」
好き嫌いは否めないのだ。
だから周りから愛情のある言葉をかけられて育てば、
「自己肯定感」は育まれるし、
罵詈雑言を浴びせられて育てば、
「攻撃的」になりがち、
大人になったから、
自分の意思で物事を判断しているつもりになっているけれど、
それって年を重ねたところで、
本質的にはあまり変わらないんじゃないかな。
「ネットワークの発達」により世界は繋がった。
だからこそ気を付けなければならない。
「検索」という行為は、
「意思」が「ある」ようで「ない」のだ。
きっかけはもちろん「意思」から生まれるのだろう。
だけれども「検索」
その作業自体はただの流れ作業だ。
流されるように情報に触れていって、
なんとなく「マジョリティ」に引き寄せられていく。
そうやって「世論」というものが形成される。
「ステマ」なんて常套手段、
見えないところで当たり前のように横行しているのだ。
そして「意思のある検索」
関心事に答えを探して「検索」をする場合、
その場合は、
なおさら気をつけるべきだ。
人は自分の望む情報にばかりアクセスする。
自然と「情報」は偏るのだ。
「Aが正しくBが間違っている」という人もいれば、
世の中にはその真逆の主張をする人だっている。
だから自分の主張が「A」に寄っていれば、
調べれば調べるほどに「A」へと寄っていくのだ。
「自分は正しいんだ」って、
カオナシたちの言葉に後押しされて、
しまいには「A」が正義で「B」は悪だ。
そう主張して周りを顧みない、
そんなモンスターになってしまうこともある。
気を付けなければならない。
人は触れる「言葉」によって、
「思想」は大きく変えたり、
暴走させたりするのだ。
だから気持ちに従うばかりではなく、
「軸」を持つこと、
そして自分の中で「一線」を引くこと、
価値観のアップデートは必要だけれども、
アップデートの対象としない基幹部分、
そこに対するセキュリティは重要なのだ。
大事な部分に簡単に入り込まれてしまったら、
思想そのものをハッキングされてしまう。
「一線」を越えるような「言葉」は受け付けない。
心を動かしてやる必要なんてない。
それが「思想」のセキュリティ対策だ。
商談のみならず、
就活や婚活まで、
これからの時代は、
より一層、画面越しの情報に触れることになる。
そしてそれが大きな意味を持つ機会も増えるだろう。
セキュリティ対策はしっかりしておかないといけない。