「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

ブログ更新時間のバラつき

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私は毎日朝にブログを更新していたが、

ここ最近はバラつきが大きくなってきた。

 

朝の時間を確保できないわけではない。

どこかブログのことが頭から抜けていたり、思い出しても後回しにしたりと、そういうことが増えた。

 

私の中でブログの優先順位が下がっているのかも知れない。

 

もう少しで1300日連続での更新となる。

その間、何度か言葉が降りてこない時期はあったけれど、その時は更新に対する義務感のようなものを沸き立たせて、過去に書いたストックを引っ張り出すことで凌いできた。

 

今回も同じようなことをしてはいるけれども、

どうにも身が入らない。

加えてストックも先延ばしにしていた重たいものばかりが残る。

タツ記事みたいなやつは、既にほとんど消化してしまったのだ。

 

そうなると、今の私の心境と相談する必要が出てくる。

1年以上前にストック記事を書いた私と今の私、

そこに乖離があれば、安易にストックを引っ張り出して投稿する事は躊躇われる。

 

私はおそらく書き続けることで浄化されているのだろう。

 

吐き尽くした毒、

その残骸を過去に書いたストックに見ては鼻で笑う。

だけれども、昔の方が明らかに読み物としては面白い記事を書いている。

 

ある意味では、吐き出すことにより凡庸に変わっていった。

そういうことなのかも知れない。

 

この4年足らずの期間で私に起こった変化、

その大きさを自らの書き物から感じる。

それだけでブログを続けてきた価値はあるのかも知れない。

 

「芸術の到達点は人間賛歌」

 

昔そういう記事を書いたけれど、人は創造を繰り返す中で世界を肯定できるようになるのだろう。

 

心の闇は、誰かの心に響く。

だからこそ芸術として評価されやすい。

 

自分の闇を受け入れて、不満や不安と和解してしまったら、あとは「手放しの賞賛」でしか人の心を惹きつけるものを作れなくなる。

 

もしかしたら、人間的にヤバい人ほど、優れた芸術を生み出し続けるのかも知れない。

 

大抵の人はどこかで折り合いをつけるのだ。

世界と自分との間に、折り合いをつけてうまいこと生きていく。

 

もしかしたら、私にもそういう時期が来たのかも知れない。

薄々とは感じていたけれど、私にはもう、吐き出したいものがあまりないのだ。