まだ文章に起こせるほど考えがまとまっていないのだけれども、今の私はものすごく悩んでいる。
何に悩んでいるのかと言うと、将来のことだ。
今会っている女性とのこと。
時を忘れるくらいに話題は尽きない。
驚くほど価値観は似ている。
話していて違和感を感じるところはほとんどない。
おそらく彼女も、とことん自分と向き合って生きてきたタイプだ。
自分の歩みに確信を持って生きている。
タフで力強い。
私の方が圧倒される場面もあるほどだ。
素直に人として尊敬できると感じる。
ここまでそう思える女性との出会いは滅多にないだろう。
しかし、相手が私のことをどう思っているのかは、いまいち読み取れない部分がある。
彼女の話を総合すると、
全ては「縁」だと思っているから、自分の気持ちはあまり関係なく「縁」のある人と一緒になるはずだ。
それに結婚する人生が幸せとは限らない。
だから、周りの目を気にすることなく、ありのままの自分で生きようと思う。
そう考えているらしい。
年齢的に焦った時期もあったけれど、一周回って吹っ切れた結果だと言う。
その感覚はわからないことはないけれど、多少なりともロマンス的な要素は欲しいと感じる自分に気がつく。
彼女は私から見れば綺麗だと思うけれど、
不思議と「性的な目」で見ることができない。
どこかそれを許さないようなオーラがあるのだ。
どのような出会いであっても、
「恋愛関係を経ての結婚をしたい」
私の中で割と強くそんな気持ちがあったけれど、彼女と生きる道を選んだ場合、それは叶わないような気がする。
だけれども、それ以上の関係を築くことができるのかもしれない。
それほど私にとって、彼女の人間性は稀有だと感じる。
「普通に幸せな家庭を望む」と彼女は言うけれど、
現時点でその「普通」の尺度が人とは違うような予感がある。
どんどん首を突っ込んで命を削っていくタイプだ。
荒波の中を進んでいくことになるのだろう。
ある意味では私と同じ人種。
だけれどもお互いがそういうタイプで、
果たして家庭は破綻しないだろうか。
関係性が変わったからと言って、ブレるようなタイプではなさそうだ。
その辺りは私も覚悟を決める必要がある。
普通の恋愛は私にはできないのだろうか。
普通の結婚は私にはできないのだろうか。
そもそも普通とはなんなのだろうか。
考えがまとまらない。