「童貞のまま結婚した男」の記録

元「30代童貞こじらせ男」 30代後半まで童貞で、そのまま結婚した男の記録です。

「記事数」が「読者数」を超えた話

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全盛期には「記事数」の数倍はいらっしゃった読者様たち、

ちょうど「記事数」の1倍を割った。

 

「読者数」が「記事数」を超えてからは、

この逆転現象は一度も起こっていなかったはずだ。

 

アクティブな読者様は減る一方だ。

おそらく8割から9割ほどは動きのない層だろう。

 

ブログを始めて間もなく4年となる。

その間、色々な方と繋がることができた。

 

私の婚活を応援してくれて「ブログでの姉」と名乗ってくれた人もいたし、

私のブログを読んで「こんなブログは読んだことがない」と絶賛してくれる人もいた。

共に「婚活」に励んだ同志もいたし、私の前進を自分のことのように喜んでくれる人たちもいた。

 

その方達とここで交わした言葉たちは、

私にとってはかけがえのない宝だと感じる。

 

この記事は当ブログ1375回目の投稿となる。

思えば、積み重ねてきた数字はとんでもないものになっている。

 

改めての実感、

私はこれだけのものを積み重ねてきたのだ。

 

30代前半だった私は30代後半になった。

童貞であることに変わりはない。

 

男としての立場は変わらないままなのかもしれないけれど、レベルだけは無駄に上がったような気がしなくもない。

 

これでもかというくらいに女性と会い続けたし、傷ついた回数は数知れない。

「涙の数だけ強くなれる」と言うのは、あながちその通りなのだ。

 

転職を経て、仕事も世間的に見ればだいぶ良くなったことになるのだろう。

そして今は、心のフックに引っ掛かるような女性と会っている。

 

この先のことはどうなるかわからないけれど、

ブログと共に歩んだ私の4年間は、私の人生を大きく変えたのかもしれない。

 

そのほとんどが、もがき苦しんだ期間だった。

身体的に死にかけたこともあった。

精神的には何度殺されたかわからない。

 

いつまで続くのかはわからない。

少なくともブログのタイトルが変わるまでは続けたいと思っている。

 

「30代」と「童貞」

私のアイコンとして機能してきたフレーズ。

 

「前者」は命続く限り、時と共に否応無しに変わるだろう。

「後者」は果たして変わることになるのだろうか。

 

もしかしたら、どちらも変わらないまま力尽きてしまうこともあるかもしれない。

 

彼女に対する自分の気持ち、

今までにない感情かもしれない。

 

「絶望」も「高揚」もない。

 

どこか自然体でありながらも、

大きな変化の時を迎えるような感覚がある。

とても不思議な感覚だ。

 

私は遠回りをした挙句、

あるべきところに戻るのだろうか。

 

彼女との旅路はおそらく、私が元いた場所へと続く道。

そしてさらにその先には、私が目指していた場所へと続く道があるのだろう。

 

荒波揺らぐ大海原へと、

小さな帆船で航海に出ることになるのだろうか。

 

この4年間はモラトリアムだったのかもしれない。

つくづくそう思う。